頭のいい段取りの技術 [book]

頭のいい段取りの技術 / 藤沢 晃治 (著)

頭のいい段取りの技術

第1章で「段取り」とはなにかを解説し、以降の章で「予定・時間管理」、「環境・情報整理」、「知的作業」、「コミュニケーション」について段取り術を詳解しています。

個人的に最も参考になったのは、第四章の「知的作業」段取り術。

p.108
まず冒頭に力を入れる
p.109
文章の読み手の脳が本能的に欲しがるこの大枠を文章の冒頭で与えることが重要なのです。

p.113
「企画書」は途中放棄されてもよい順番で書け
p.115
読み捨てられては困るものほど前に置いて、読み捨てられても被害が小さいものほど、後ろに置くということです。

p.122
会議終了後、アクション項目と実行責任者と実行期限の三点がふくまれたアクションプランと呼ばれる表が作られました。

pp.140-141
まず最初に、通訳ガイド資格のための勉強の進捗を管理できる表を作成しました。

これは、用紙一枚にそれぞれの参考書名を書き、その横に横書き棒グラフを作るのです。各参考書を消化した度合いに応じて塗りつぶしていくため棒グラフです。

そのとき注意してほしいのが、一つの棒グラフの縦幅は、参考書の量によって変化させるということです。

p.141
そうすることで、処理しなければならない全勉強量に対して、すでに終了した勉強量の比率が、色塗りされた部分の面積比でひと目で分かるのです。

p.142
挫折しそうになったとき、今まで勉強してきた量の全てを捨ててしまうことが非常にもったいなく感じるのです。

p.144
自分の相性とぴったり合う本を一冊、購入してきます。そして、「へ〜」「なるほど〜」というような自分が感心した箇所や始めて知った新鮮な知識の部分などを、まずはマーカーで塗っていきます。そうすると、一冊がびっしりとマーカーで塗られます。これを基にして、そこから問題集を作っていくわけです。

マーカーで塗られた部分の知識を問う問題を一つずつノートに書いていくのです。