2009-05-29-1

ライト・ポータブル・コード 複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法 [book]

ライト・ポータブル・コード 複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法 / Brian Hook (著), 鵜飼 文敏 (翻訳), 田郷 明 (翻訳)[" style=(jp/e/ir?t=oranjeblog-22&l=as2&o=9&a=4839919569" width="1" height="1" border="0)] <> [" style=(jp/e/ir?t=oranjeblog-22&l=as2&o=9&a=4839919569" width="1" height="1" border="0)] 副題の通り、複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法が広くまとまっています。
それぞれについては知っていたり、聞いたことがある内容が多いです。 しかし、それらをまとめておさらいすることで、移植性について考え直すことができました。 実は、コードの書き方うんぬんより、第1章「『移植性』という概念」に書かれている考え方が、本書で最も重要な部分なのかもしれません。 p.12
移植という作業を、編集やデバッグと同じように、1つの独立した段階として進めたいと思うかもしれません。しかし、「移植性を意識する」というのは、単なる1つの「手順」ではありません。プログラマーが実行する具体的な作業1つひとつに付加されなければならない、すべてを包含している「精神状態」なのです。

p.13
重要なのは、「コードを移植すること」と「移植可能なコードを書くこと」は別物だという事実を認識しておくことです [長いので以降省略しました]