桂三枝・春風亭小朝 東西落語会
「桂三枝・春風亭小朝 東西落語会」を観に、ティアラこうとうに行ってきました。タイムテーブルはこんな感じでした。18:35-18:56 林家ひろ木さんによる「東北の宿」と三味線18:56-19:25 春風亭小朝さんによる「お菊の皿」19:25-19:39 仲入り19:39-20:00 桂三歩さんによる創作落語「生まれ変わり」20:00-20:36 桂三枝さんによる創作落語「赤とんぼ」林家ひろ木さんによる「東北の宿」は、温泉宿を経営するおじいさん・おばあさんがホテルに負けじと、カードキーやフローリング、温泉水を使った料理などを取り入れるお話。落語自体は面白かったですが、落語の後に、三味線を弾いた意味が分かりませんでした。特に落語の内容とつながっている訳でもなく、笑いを取りに行っているのか、芸として披露しているのかも分かりませんでした。春風亭小朝さんによる「お菊の皿」は、古典落語ですが、照明や音響を派手に使って現代風にアレンジされていました。仲入りを挟んで、桂三歩さんによる「生まれ変わり」は、三枝さん作の創作落語です。[2011-01-09-1]の「初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会」でも、桂三若さんが爆笑を取っていましたが、今回もよく受けていました。この噺は間違いなく後世に残る作品になると思います。トリは、桂三枝さんによる「赤とんぼ」。観るのは2回目ですが、相変わらずおもしろいです。歌うまいです。噺に出てくる「ビルマの竪琴」についてはよく知りませんが、楽しめました。年配のお客さんの反応を見るに、知っていると、さらに楽しめるのではないかと思います。今後のためにも、DVDを観てみようと思います。全体としては、2人のお弟子さんも受けていて良かったのですが、できれば、三枝さん、小朝さん、どちらかに2席やっていただきたかった。1席ずつで、2時間ちょうどで終了というのは、少し物足りなかったです。
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