chalow を Python 実装 & サーバーサイド化 (その1)
日頃便利に使わせていただいている chalow というソフトがあります。Changelog 形式のテキストから HTML を生成するソフトで、このブログ作成も chalow で作成されています。ですが、使い始めた頃からテクノロジーは大きく進歩し、かつては、PC で行っていた作業を iPhone や iPad で行うことが増えました。chalow でブログを更新するには、Changelog を更新し、chalow で HTML を生成し、ftp でアップロードする、と言う手順が必要です。この手順が iPhone や iPad にマッチしておらず、少し不便になってきました。まず、Changelog は 1ファイルにすべての記録をまとめるため、比較的大きなサイズのテキストファイルになっています。Dropbox などでクラウド共有しても、iPhone や iPad で編集するには適したアプリが見つかっていません。また、たとえ、Changelog を編集できたとしても、chalow 環境は PC にセットアップされているため、HTML の生成と ftp でのアップロードには、PC が必要になってきます。そこで、chalow をサーバーにセットアップし、サーバーサイドで HTML 化することを検討しようと思います。Amazon へのリンクの作成なども面倒くさいので自動化したいです。まずは、今後のメンテナンス性を考え、perl で書かれている chalow を Python にコンバートしようかと思います。コードベースは最新の chalow 1.0 に含まれる chalow です。chalow ではテンプレートエンジンに HTML::Template が使われていますが、Python では Jinja2 を使います。理由は、今後、Django をウェブサービス開発に使っていきたく、その練習として、テンプレートが Django と互換性のある Jinja2 は都合がよいからです。上から順に手動コンバートしていき、本日は 30% ほど完了。明日に続きます。
<<