2009-01-16-1

 「自己発見」の心理学 [book]

「自己発見」の心理学 / 国分 康孝 (著)[" style=(jp/e/ir?t=oranjeblog-22&l=as2&o=9&a=4061490443" width="1" height="1" border="0)] <> [" style=(jp/e/ir?t=oranjeblog-22&l=as2&o=9&a=4061490443" width="1" height="1" border="0)] 悩みは、出来事の受けとり方で解決できるという哲学のもと、社会生活、学習、家庭、職業の場面の、さまざまな「ねばならぬ」という思い込み (ビリーフ) を解くことで悩みを解消していきます。 哲学的な内容ですが、実践で使えるようにブレークダウンした解説なので、わかりやすいです。 以下、読書メモ。 p.9
本書で私のいちばん言いたいことは、考え方次第で悩みは消える、ということである。
私の専攻するカウンセリング心理学の立場からいうと、悩みとは欲求不満 (フラストレーション) のことである。つまり人生が思うとおりにならなくて、気持ちが落ち込んだり、自信がなくなったり、世も末だと思ったりするのが悩みである。ということは悩みのない人間はいないということである。

p.12
この章で特に強調したいことが三つある。
ひとつは哲学というものは、ふつうの人間にも本当はなじめるはずのものである。哲学の教授にしかわからないものではない、ということである。第二に言いたいことは哲学が人の幸不幸をきめるということである。思考 (哲学) が感情を左右し、感情が行動を促進するからである。そして第三に論理療法の人生哲学を粗描し、二章 [長いので以降省略しました]