ヒューマン2.0 web新時代の働き方(かもしれない) [book]
ヒューマン2.0 web新時代の働き方(かもしれない) / 渡辺 千賀 (著)
エンジニアがリスペクトされる環境には憧れます。
ただ、現実的にはエンジニアリングスキル以外にもサバイバルスキルが必要とされる厳しい世界。
ま、どこの世界でもそうなのですが、本書を読むと特のシリコンバレーはその色が強いことがわかります。
1度は働きたいと思いますが、著者の経歴や、スタンフォード大MBA保持者でも職が見つからない場合があるというのを読むと二の足を踏みます。
そんなこと気にせず行動できてしまう人が合っているのでしょうね。
著者のブログ 「[渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし」もオススメ。
以下、読書メモ。
p.81
「クビ(fire)」と「レイオフ」は別物だ。会社の都合で数人〜数万人をまとめて解雇するのが「レイオフ」、個人の働きぶりが悪い際に個別解雇するのが「クビ」。
p.97
シリコンバレーは超がつくネットワーク社会である。ここでいうネットワークとは「仕事で役に立つ人脈」を指す。
p.128
「会社には頼れないけど、働いている間は相当稼げる」ということなわけで、この結果シリコンバレーでは「会社に依存しない新しい働き方」が起こっている。
pp.162-166
仕事のルール
・自分と異なる人を受け入れる
・大事な情報はソースに当たる
・オープンソースな人になる
・多くを期待される場に自分を置く
・英語を身につける