フリーエージェント社会の到来 「雇われない生き方」は何を変えるか [book]
フリーエージェント社会の到来 「雇われない生き方」は何を変えるか / ダニエル ピンク (著), Daniel H. Pink (原著), 池村 千秋 (翻訳), 玄田 有史
フリーエージェント社会の現状と未来の展望について、具体的な例を挙げならが説明してあります。
広い視野で、さまざまな事柄についてフリーエージェント社会を解説しているので、到来するフリーエージェント社会を眺望するのにお薦めです。
そこで、
一番面白いと感じたのは、これ。
これまで私たちは、仕事と家庭の境界線をはっきりさせなくてはならないと思い込んできた。しかし実は、仕事と家庭の境界線などというものは、毎日の通勤と同様、二十世紀になるまで必要とされていなかった。(p.223)
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉がはやっているが、そもそもバランスをとろうとするのではなく、「ブレンド」してしまうという考え方。
ただ、「ブレンド」するためには、フリーエージェント流のやり方をやっていかないと。
古いやり方は、月曜から金曜まで 5 日働いて、土曜と日曜は休むというものだった。これに対してフリーエージェント流は、月曜から日曜までの 7 日間に、仕事もするし、休みも取るのだ。(pp.135-136)
以下、読書メモ。
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