新・片づけ術「断捨離」 [book]

新・片づけ術「断捨離」 / やました ひでこ (著)

新・片づけ術「断捨離」


考え方は参考になりますが、Amazonのレビューによるとカレン・キングストン著の「ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門」のパクリのようです。
となれば、当然オリジナルを読むほうが良いと思います。

「断捨離」というブランドを立ち上げ、ビジネスモデルを確立した点は素晴らしいと思います。
セミナーも好評で、リッツカールトンに泊まる ほど儲かっているようです。


以下、読書メモ。

p.6

「断」=入ってくる要らないモノを断つ
「捨」=家にはびこるガラクタを捨てる
「離」=モノへの執着から離れ、ゆとりある”自在”の空間にいる私


p.6

「もったいない」「使えるか」「使えないか」などのモノを軸とした考え方ではなく、「このモノは自分にふさわしいか」という問いかけ、つまり主役は「モノ」ではなく「自分」。


pp.20-21

「片づけ」 必要なモノの絞り込み作業。絞り込む際の軸は、「自分とモノとの「関係性」そして「今」という時間軸。つまり、そのモノと自分が今、生きた関係かどうかを問い、取捨選択していく行動。

p.68

ゴミではないけれど、「不要・不適・不快」なモノ、つまり食べられるけど賞味期限切れで美味しくないモノは、「ひからびたハム」ということになります。つまり、ガラクタです。「ひからびたハム」は「もっと腐ってから捨てよう」なんて冷蔵庫に戻したりして。


p.150

断捨離では見えない収納をあえて7割収納としています。なぜ3割空けるか。それは心理的に仕舞いたくなるからです。3割はモノの通り道となります。


p.151

次は食器棚、サイドボードなどの「見える収納」。こちらの美的限界量は5割です。


p.152

更に、装飾的に見せる、つまり「見せる収納」。ここまでいくと1割です。つまり最小限ということ。例えば美術館に行って、絵画を見たとします。その展覧会のチラシにドーンと印刷されているような代表的な名画は、広い空間に一つだけ飾ってあることが多いでしょう。