ゲド戦記 [movie]
公開前からネットで酷評されていますが、前から気になっていたので見てみました。
ストーリーが淡々と進んでいく感じで、メリハリが弱かったように思います。
原作をなぞっている感じがしました。ちょうどダ・ヴィンチ・コードと似たような感覚です。
光と影、生と死をテーマとしているのですが、それをあからさまに言い過ぎた感があり、宗教っぽさも感じました。
千と千尋などで使われている背景が迫ってくるような 3D 視覚効果を多用し過ぎていたのも気になりました。
と、悪口ばかり書いてますが、さすがジブリ、絵はきれいでした。
今回は、これまでと違って背景の描画手法が変わっていて、人によっては雑になったと感じるそうですが、気にはなりませんでした。
ラピュタやトトロには遠く及びませんが、ハウルの動く城よりはおもしろかったと思います。
今回は、運良く初日舞台挨拶のチケットが取れたました。
上映後、宮崎悟朗監督、岡田准一さん、手嶌葵さんの挨拶がありました。
岡田准一さんはめちゃめちゃ細くて、テレビで見るより数倍格好良かったです。
手嶌葵は全然しゃべらないので司会のアナウンサーが困っていました。