2009 年 9 月に読んだ本 [book]
今月は 5 冊読みました。
* 会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド / 藤井 孝一 (著)
ref.[2009-09-30-1]
* あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール / 小倉 広 (著)
ref.[2009-09-28-1]
* ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 / ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
ref.[2009-09-18-1]
ref.[2009-09-11-2]
* さあ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす / マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著), 田口 俊樹 (翻訳)
ref.[2009-09-06-1]
会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド [book]
会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド / 藤井 孝一 (著)
Q&A 形式で、副業・起業・独立のための Tips が書かれています。
無理矢理作った Q ではなく、また内容も具体的なため、分かりやすく、ためになります。
ベースは、著者が以前から提唱している「週末起業」です。
勤めながら「週末起業」して、低リスクで稼ぐ仕組みを作っていくことが提案されています。
プラス「覚悟」「度胸」「家族の同意」があって始めて、独立・起業できるという主張です。
考え方に関する提案のほかに、会計や法律の勉強方法も紹介されており、参考になります。
以下、読書メモ。
p.38
いったん「Aの分野ならあの人に」という存在になれれば、相手との関係が壊れない限り、いつまでもAの分野で仕事をいただくことができます。では、そういう存在になるためには、どうすればいいのでしょう。
〜略〜
「あのお客さんにとっての専門家になろう」と意識することです。
私がお願いしている税理士さんは、税法の改正があると、こちらから尋ねなくても「ここが変わりましたよ」と教えてくれます。こういうことができるのは、その税理士さんが「藤井が税金で頼れるのは自分だけだ」という意識を持っているからだと思います。
p.117
簿記二級ぐらいのレベルで十分ですので、最低限の会計の知識は身に付けておいてください。
p.118
私は、他の人の事業計画を見るときも、自分でいろいろなアイデアを思いついたときも、「誰に・何を・どう売るか」を考えるのが習慣になっています。これは、マーケティングを学ぶ過程で習得した私のフレームワークです。この三つをしっかり考えて、ツボを押さえておけば、確認するポイントを外すことはまずありません。
p.119
会計やマーケティング以外では、法律についての知識も最低限必要になります。どんな業種にも通じるものとしては、個人情報保護法や著作権法、また訪問販売法や特商法(特定商取引に関する法律)についても基本的なことは知っておいたほうがいいでしょう。