志の輔らくご in ACT [レジャー]
「志の輔らくご in ACT」を観に、赤坂ACTシアターに行ってきました。
タイムテーブルはこんな感じでした。
18:34-18:38 出囃子
18:38-18:50 枕
18:50-19:28 異議なし!
19:28-19:49 みどりの窓口
19:49-20:09 仲入り
20:09-20:20 枕
20:20-21:17 柳田格之進
21:17-21:19 東北被災地に向けて、一本締め
すべて志の輔さんによる演目で、お弟子さんやゲストの出番はなく、完全なる独演会でした。
「異議なし!」は、マンションのエレベーターに防犯カメラを付ける会議のお話。
「みどりの窓口」は、みどりの窓口の職員が、さまざまな無茶な注文に対応するお話。
続けざまに同じ人が2つのお題を演じるのを観るのは初めてで、新鮮な感じがしました。
もちろん、内容はともに大爆笑でした。
「柳田格之進」は、質屋の旦那と柳田格之進という浪人が囲碁をしていた所に、番頭が旦那に50両を預けたものの、旦那がその50両を紛失してしまい、番頭が柳田格之進を疑っていくお話。
古典の人情噺です。
爆笑につぐ爆笑の前半とは打って変わって、シーンとした空気になり、聞かせる雰囲気となりました。
約1時間のお話ですが、飽きることなく聞き入りました。
クライマックスの盛り上がりは迫力があり、下げもビシッと決まるあたりは素晴らしいです。
志の輔さんは、いつもですが、今回もたっぷり 2時間半、トータルではなんと2時間50分と、大盛り、特盛りのボリューム・内容で、得した気分になります。
赤坂ACTシアターは、客席の傾斜がきつく、上から眺める感じでしたが、客席の照明を落とし、志の輔さんにスポットライトを当てるような演出は、雰囲気があって良かったです。