笑福亭鶴瓶 落語会 In 新宿角座 [レジャー]

笑福亭鶴瓶 落語会を観に、新宿角座に行って来ました。
新宿角座は ホームページの写真 を見ると座席が広そうですが、実際は隣の人と肩が触れ合う程、狭かったです。
ですが、小さな劇場なので、鶴瓶さんを近くで見る事ができました。

ホームページには

当日は開場時間よりチケットの整理番号順にご入場順頂き、席は全席自由席となります。

とありましたが、会場前から列ができていて、チケットの整理番号は関係なく、先着順でした。


タイムテーブルはこんな感じです。
19:00-19:20 立ち話、着替え
19:20-20:25 らくだ

この劇場では、稽古会という位置づけらしく、なんと着替えも舞台でしゃべりながら行います。

落語は、2席やる場合もあるそうですが、今回は1席でした。
その代わり、演目は大作の「らくだ」でした。
鶴瓶さんの師匠 6代目笑福亭松鶴さんの代表作です。

稽古会ということもあり、また、JAPAN TOUR で披露して以来 3年振りということで、セリフ間違いも多々ありましたが、普段演じられることのない「らくだ」を観られて良かったです。

通常の下げの後に、「らくだ」が生き返る、鶴瓶さんカスタマイズバージョンでした。

民音落語会 桂三枝 独演会 [レジャー]

桂三枝 独演会を観に、有楽町のよみうりホールに行ってきました。

タイムテーブルはこんな感じでした。
15:01-15:15 桂三語さんによる「ガマの油」
15:15-15:17 桂三弥さん枕
15:17-15:30 桂三弥さんによる「くもんもん式学習塾」
15:30-15:40 桂三枝さん枕
15:40-16:05 桂三枝さんによる「大相撲夢甚句」
16:05-16:20 仲入り
16:20-16:30 桂三歩さんによる「熱援家族」
16:30-16:37 桂三枝さん枕
16:37-17:07 桂三枝さんによる「仲直り」

桂三語さんによる「ガマの油」は、三枝さんのお弟子さんにしては珍しく、古典落語。

桂三弥さんによる「くもんもん式学習塾」は、三枝さんの創作落語。
ヤクザが塾を開く話。
勉強を教えるだけでなく、根性を鍛え直す、ということで、生徒の成績はうなぎ登りになります。

桂三枝さんの、「大相撲夢甚句」は、体の大きな米屋の息子が、相撲取りになるお話。
入門して 10日なのに、商店街のみんなが、先走って、グッズを作ろうとしたり、後援会を設立しようとします。

桂三歩さんによる「熱援家族」は、三枝さんの創作落語です。
父親が、息子と将来の話をしようとしたら、息子はあややのコンサートに行くという。
娘、母親、お婆さんも、それぞれコンサートに行っていて、お爺さんは、部屋でおとなしくしていると思ったら、レディガガにファンレターを書いているという。
芸能に疎い父親は、まったく意味が分からないのですが、実は父親も...。

桂三枝さんによる創作落語「仲直り」は、ゴルフで不正をした主人公を大親友が見ていてい、そいつがみんなにばらしたと勘違いして不仲となるものの、その大親友が急死してしまうというお話。
オチに意外性もあり、好きなネタの1つです。
もちろん、本日一番の爆笑に包まれていました。

本日は、相撲の夏場所が盛り上がっていたせいか、枕、ネタに相撲関連の話が多かったです。

2012年7月16日、69歳の誕生日に桂文枝を襲名するということで、三枝としての東京での独演会は、最後とのことです。
桂文枝になって、ますます楽しませてくれると思います。楽しみです。

鶴瓶噺 2012 [レジャー]

鶴瓶噺 2012

鶴瓶噺 2012 @ 世田谷パブリックシアターに行きました。
前売りをゲットできなかったので、当日券に並びました。

当日券の販売は開演の 1時間前から。
開演の 2.5時間前に到着し、1番のり。
当日券分は、5席ありました。
6番目以降の人は立ち見席もありました。


毎回、ネタの再利用はありますが、今回は特に再利用が多く、9割再利用でした。
最近、きらきらアフロで話したネタも多々ありました。
新しいネタは、未放送の家族に乾杯 天童よしみ編、高校時代のケンカの話のみ。

最後の演出は、高校時代のケンカの話から、外人部隊との決闘を再現した、ドラマ風紙芝居ビデオ。

電車遅延があり、遅れてきたお客さんのためにも長めに話しましょう、ということで 21:18 まででしたが、内容的には満足感は低めでした。

今回は、公演終了後のポスタープレゼントの抽選はありませんでした。

以下、個人的メモ。

- ごめん、落語じゃなかった はトラウマ
- 鮭おにぎりの鮭の固まりが落ちた
- ドレッシングの袋をコンビニの袋に投げ捨てようとしたら、サラダの蓋のテープが袖にくっついてサラダをぶちまけた
- すき焼き鍋の取っ手が 2つあることを知らずに、片方だけ持ち上げて全部こぼした
- 鼓膜の水抜き、痛みを軽減するために「ラッパ!」「学校!」「ラッコ!」 -> 大人はあかんか
- 麻酔が三半規管に効いて、生まれたての馬みたいに、歩けなくなった
- Mr.X さん
- 自閉症の反対の自開症
  - 女子高生と写真撮ってあげていたら、通りすがりのおばはんが「鶴瓶喜んでるわ」
  - おでこに「鶴」「瓶」「ざこば」と書いて店に入ってきたカップル
  - 間違い電話 杉崎さんですか? とよく間違い電話がかかってくるので、杉崎さんの新しい電話番号を教えて上げる
- 縁は努力
- 縁は嫌でも切らずにいると良くなる
- マネージャーネタ (宇木さん、早水さん)
  - 稲垣純一を板垣退助
  - どこかで会ったことがあると思ったら、Tシャツの外人そっくりだった
  - 陳内考則
- 家族に乾杯 天童よしみさん編 (爆弾低気圧の日)
  - 80歳の天童さんのファンに直接 CD を届けに行く -> びっくりしすぎてびっくりしない
- 家族に乾杯 天童よしみさん編 (再会編)
  - 津波の中を泳いでいたら、 2階から母親が、「がんばれ、がんばれ」 -> 水流が変わって自分の家に吸い込まれた -> 2階に上がって「ただいま」
  - 大魔神佐々木とカモメにかっぱえびせん -> カモメもやめられない、止まらない
  - 間寛平 うんばらば〜 -> アメマ教
- 中村小山三さん (94歳)、A-Studio 取材中に鼻血 -> 勘三郎さんからいたずら留守電「あれから容態が悪化して...ウソだよ〜ん」
- サウナで落語の稽古
  - 部長風の人が感化されて、プレゼンの練習を始める
  - やくざ風の人が聞きたがる
- 高校時代の話
  - 決闘で、殴ってないのに、介抱しようとしたら、相手が気絶する直前に見た顔が鶴瓶さんだったので、殴ったと間違われて停学になった
  - 1対3 で外人部隊と戦った(逃げた)
    - 逃げたが行き止まりだったので隠れたら、ケツ見えてるで
- 牛乳瓶を割った外人部隊、顔が牛乳まみれ
- 死んだふりしたら、外人部隊が脈を見に来た

鶴瓶噺 2012

初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会 [レジャー]

初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会

初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会を観に、有楽町朝日ホールに行ってきました。
初日 [2012-01-07-1] にも行きましたが、今日は最終公演です。

タイムテーブルはこんな感じでした。
16:34-16:46 桂三度さんによる「お出かけ」
16:46-17:01 桂文福さんによる「大相撲ほのぼの甚句」
17:01-17:09 桂三枝さん枕
17:09-17:33 桂三枝さんによる「妻の旅行」
17:33-17:48 仲入り
17:48-17:55 桂三風さん枕
17:55-18:01 桂三風さんによる「テレショップパニック」
18:01-18:05 桂三枝さん枕
18:05-18:36 桂三枝さんによる「親父の演歌」
18:36-18:43 「親父の演歌」コンサート

桂文福さんによる歌にのせてネタを言う芸。
どうやら「甚句」と言うらしいことが、今日の演目表でわかりました。

相変わらずしゃべり方の相性だと思いますが、かなり聞き取りにくく、楽しめませんでした。

桂三枝さんによる「妻の旅行」は、初日 [2012-01-07-1] 同様完成度が高く、大ウケでした。

桂三風さんによる「テレショップパニック」は、三風さんの創作落語です。
テレビの通信販売が家にやって来て、通販番組さながらに商品の説明を始める話。
オチは、想像がつきましたが、短いながらもまとまっていて、なかなか面白かったです。

桂三枝さんによる「親父の演歌」も、何回か公演して慣れてきたのか、初日 [2012-01-07-1] よりも完成度が高かったです。

会場の雰囲気ですが、今日のお客さんは、初日 [2012-01-07-1] よりもノリがよく、盛り上がりました。
最後の演歌では、三枝さんが手拍子を求めるなど、盛り上げるための微修正もあったためだと思います。
全体を通して、枕に時事ネタがあったり、初日と同じ演目でも、内容が少し変わっていたり、毎回の反省点を生かし、即修正が入っている点が素晴らしいと思いました。

初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会 [レジャー]

初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会

初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会を観に、有楽町朝日ホールに行ってきました。

タイムテーブルはこんな感じでした。
13:03-13:14 桂三語さんによる「桃太郎」
13:14-13:34 桂文福さんによる「大相撲風景」
13:34-13:42 桂三枝さん枕
13:42-14:06 桂三枝さんによる「妻の旅行」
14:06-14:21 仲入り
14:21-14:26 桂三風さん枕
14:26-14:32 桂三風さんによる「テレショップパニック」
14:32-14:38 桂三枝さん枕
14:38-15:08 桂三枝さんによる「親父の演歌」
15:08-15:14 「親父の演歌」コンサート

桂文福さんによる「大相撲風景」は、歌にのせてネタを言う芸。こういう芸は名前があるのでしょうか。
しゃべり方の相性だと思いますが、かなり聞き取りにくく、楽しめませんでした。

桂三枝さんによる「妻の旅行」は、三枝さんの創作落語です。
定年退職した旦那さんが奥さんのことを息子にグチる話。
数ある三枝さんの創作落語の中でも完成度が高い作品だと思います。
テンポよく笑どころがあり、爆笑の連続でした。

桂三風さんによる「テレショップパニック」は、三風さんの創作落語です。
テレビの通信販売が家にやって来て、通販番組さながらに商品の説明を始める話。
オチは、想像がつきましたが、短いながらもまとまっていて、なかなか面白かったです。

桂三枝さんによる「親父の演歌」は、新作でしょうか。
妻に先立たれた親父がいろんな趣味に凝り、最後には演歌歌手としてデビューしてしまう話です。
4人兄弟が、趣味にお金をつぎ込む使う親父について、遺産の心配をしながらの話し合いをします。

最後に歌で終わるのが、いかにも三枝さんらしいチャレンジです。
これまで、「仲良くやろう雀」では本当にマージャンを行うように麻雀卓の席を周りながら落語をしましたし、「スキヤキ」では、実際にすき焼きを作って食べながら落語をしました。
今回のでは、本当のコンサートのように演歌を歌います。
このために、落語に出てくる曲のカラオケや、演歌歌手の着物まで作っているのがすごいです。

残念ながら、親父が作詞した曲を読む場面で、詩が出てこなかったりと、完成度はいまいちでした。

また、全体を通しての会場の雰囲気ですが、今日のお客さんは、下げから拍手までが1呼吸空く感じで、ズコッていう感じでした。

立川志の輔 独演会 [レジャー]

「立川志の輔 独演会」を観に、なかのZERO 大ホールに行ってきました。

タイムテーブルはこんな感じでした。
19:02-19:20 立川志の彦さんによる「元犬」
19:20-19:34 立川志の輔さん枕
19:34-20:09 立川志の輔さんによる「ディアファミリー」
20:09-20:23 仲入り
20:23-20:47 立川志の輔さん枕
20:47-21:32 立川志の輔さんによる「抜け雀」
21:32-21:41 東北被災地に向けて、一本締め

立川志の彦さんによる「元犬」は、[2011-09-09-1] 立川志の輔 独演会 @練馬文化センター 大ホール でも、前座として演じられました。
枕もまったく同じ内容でした。

立川志の輔さんの枕も、毎回話される、飛行機は戻るが、新幹線は戻らない話。
この流れから、今日も「みどりの窓口」に入るかと思いきや、「ディアファミリー」でした。

「ディアファミリー」は、勤続30周年のお父さんに、社長から記念として鹿の頭の剥製が送られ、それをどうするか (誰かにあげるのか、売るのか、飾るのか、押し入れにしまうのか) を家族で議論するお話。
季節的にぴったりな、クリスマスを絡めた話になっていました。

仲入り後の立川志の輔さん枕は、枕と言うよりは、先日亡くなった立川談志師匠についての思い出話でした。
最後にしゃべるつもりだったが、お客さんのプレッシャーに負けて、先に話してしまった、とのこと。
自分の落語会に見に来ていただいて嬉しかったエピソード、ダンカンさんがたけしさんに弟子入りしたいと切り出した時のエピソード、落語会に来ないエピソードなどなど。
まだ実感がない、もう少し時間が経つとボディーブローのように効いてくるのだろう、とおっしゃっていました。

「抜け雀」は「竹の水仙」や「ねずみ」など、古典落語によくあるパターンで、宿屋に泊まった絵師の描いた雀が命を持って、屏風から飛び出してくる、というお話。
最後には、この絵師の師匠が、止まり木を付け足して描くことで、雀が飛び続けて果ててしまうことがなくなり、合作の絵が完成します。
落語の中の絵師の師匠と弟子の関係が、談志師匠と志の輔さんの関係を表しているようで、感動しました。

帰りは、雨も上がっていてラッキーでした。


今年は、個人的には「立川志の輔」を発見した年でした。
といっても最初に観たのは、[2010-11-07-1] ですが。

[2011-12-06-1] 立川志の輔 独演会 @なかのZERO 大ホール
[2011-10-27-1] 志の輔らくご in ACT
[2011-09-09-1] 立川志の輔 独演会 @練馬文化センター 大ホール
[2011-05-20-1] 志の輔落語@町田市民ホール

と、4回観させていただきましたが、どの会も 2時間半を超えるボリュームで、内容も素晴らしいです。

来年は、チケットが取れればもっと足を運んでみたいと思います。

笑福亭鶴瓶・柳亭市馬 二人会 [レジャー]

笑福亭鶴瓶・柳亭市馬 二人会 笑福亭鶴瓶・柳亭市馬 二人会

笑福亭鶴瓶・柳亭市馬 二人会を観に、なかのZERO小ホールに行ってきました。

タイムテーブルはこんな感じでした。
19:00-19:17 林家たけ平さんによる「源平盛衰記」
19:17-19:23 柳亭市馬さん枕
19:23-19:41 柳亭市馬さんによる「七段目」
19:41-19:53 笑福亭鶴瓶さん枕
19:53-20:10 笑福亭鶴瓶さんによる創作落語「かんしゃく」
20:10-20:26 仲入り
20:26-20:44 ボンボンブラザースによる曲芸
20:44-20:49 柳亭市馬さん枕
20:49-21:30 柳亭市馬さんによる「富久」

柳亭市馬さんによる「七段目」は、題材となる歌舞伎の演目についての知識がなかったため、あまり楽しめませんでした。

笑福亭鶴瓶さんによる「かんしゃく」は、古典落語の「かんしゃく」をベースに、時代を鶴瓶さんの弟子時代に、主人公を鶴瓶さんの師匠 六代目松鶴師匠に置き換えた創作落語です。
鶴瓶さんらしく、笑いあり、最後にほろっとする場面あり、で楽しめました。
鶴瓶さんがこの創作落語を創るきっかけとなった八代目桂文楽師匠による「かんしゃく」も聴いてみたくなりました。

柳亭市馬さんによる「富久」は、長屋に住んでいる主人公が、知り合いから富くじを買う場面から始まります。
その後、2つの家事に巻き込まれるというダイナミックな場面展開のお話。

さげの意味がいまいち分からなかったので、後で調べてみました。
「お払い」は、火事が起こらないように「お祓い」と借金の「お支払い」がかっかっているようです。

なかのZERO小ホールは、名前は新しそうですが、建物自体はかなり古そうで、座席も狭かったです。
たまたま、となりが空席だったので、余裕があり、よかったです。

志の輔らくご in ACT [レジャー]

志の輔らくご in ACT

「志の輔らくご in ACT」を観に、赤坂ACTシアターに行ってきました。

タイムテーブルはこんな感じでした。
18:34-18:38 出囃子
18:38-18:50 枕
18:50-19:28 異議なし!
19:28-19:49 みどりの窓口
19:49-20:09 仲入り
20:09-20:20 枕
20:20-21:17 柳田格之進
21:17-21:19 東北被災地に向けて、一本締め

すべて志の輔さんによる演目で、お弟子さんやゲストの出番はなく、完全なる独演会でした。

「異議なし!」は、マンションのエレベーターに防犯カメラを付ける会議のお話。
「みどりの窓口」は、みどりの窓口の職員が、さまざまな無茶な注文に対応するお話。
続けざまに同じ人が2つのお題を演じるのを観るのは初めてで、新鮮な感じがしました。
もちろん、内容はともに大爆笑でした。

「柳田格之進」は、質屋の旦那と柳田格之進という浪人が囲碁をしていた所に、番頭が旦那に50両を預けたものの、旦那がその50両を紛失してしまい、番頭が柳田格之進を疑っていくお話。
古典の人情噺です。
爆笑につぐ爆笑の前半とは打って変わって、シーンとした空気になり、聞かせる雰囲気となりました。
約1時間のお話ですが、飽きることなく聞き入りました。
クライマックスの盛り上がりは迫力があり、下げもビシッと決まるあたりは素晴らしいです。

志の輔さんは、いつもですが、今回もたっぷり 2時間半、トータルではなんと2時間50分と、大盛り、特盛りのボリューム・内容で、得した気分になります。

赤坂ACTシアターは、客席の傾斜がきつく、上から眺める感じでしたが、客席の照明を落とし、志の輔さんにスポットライトを当てるような演出は、雰囲気があって良かったです。

第七回 大・上方落語祭 渋谷繁昌亭 [レジャー]

第七回 大・上方落語祭 渋谷繁昌亭

「第七回 大・上方落語祭 渋谷繁昌亭」を観に、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールに行ってきました。

タイムテーブルはこんな感じでした。
18:32-18:46 笑福亭風喬さんによる「大安売り」
18:46-19:03 桂文三さんさんによる「四人癖」
19:03-19:24 桂小春團治さんによる創作落語「旅する小説家」
19:24-19:49 林家染丸さんによる「浮かれの掛け取り」
19:49-20:02 仲入り
20:02-20:23 林家三平さんによる「芝居の喧嘩」
20:23-21:02 桂三枝さんによる創作落語「仲直り」

まずは、笑福亭風喬さんによる「大安売り」。
初めて聞いた「大安売り」は、[2011-07-25-1] に笑福亭恭瓶さんの演じる「大安売り」。
これはダダ滑りだったので、期待しませんでしたが、今日の笑福亭風喬さんによる「大安売り」は、それよりは楽しめました。
しかしながら、やっぱり、ネタとしてはあまり好みではないです。

次に、桂文三さんさんによる「四人癖」。
鼻の下を人差し指でこする、両手で目をこする、着物の袖を引っ張る、手を打つ、というそれぞれ異なる癖を持つ4人が、癖を直すために、癖をすると罰金を払うことにしよう、というお話。
それぞれの癖がオーバーアクションで面白かったです。

桂小春團治さんによる「旅する小説家」は、若手編集者が、散歩をしながらイメージをふくらませて人気スパイ小説を書く小説家先生の担当になるお話。
大阪の新世界を散歩しながら、(イメージが) 「湧いてきた、湧いてきた」と、大阪の風景をパリの風景に置き換えて小説を作っていくおもしろさがあります。

林家染丸さんによる「浮かれの掛け取り」は、大晦日の長屋が舞台です。
年末と言うことで、大家、魚屋などの商売人が、未納のお代を請求しに来ますが、それぞれの趣味とうまく調子を合わせて、借金返済を伸ばしてもらおうというお話。
狂歌、浄瑠璃、歌舞伎、そして、喧嘩と、借金取りの趣味に合わせて断り方を変えていくわけですが、そのバリエーションの豊富さと、口のうまさが見事です。

林家三平さんによる「芝居の喧嘩」は、三平さんが噛みすぎです。
ゲストとしては、力不足か。

桂三枝さんによる創作落語「仲直り」は、ゴルフで不正をした主人公を大親友が見ていてい、そいつがみんなにばらしたと勘違いして不仲となるものの、その大親友が急死してしまうというお話。
オチに意外性もあり、好きなネタの1つです。
もちろん、本日一番の爆笑に包まれていました。


2時間半、6人の落語家さんが出演ということで、ボリュームたっぷり、楽しめました。
当日券もあったようですが、ところどころ空席も見られました。
もったいないです。
穴場発見かもしれません。
次回も来てみたいと思いました。

桂三枝・春風亭小朝 東西落語会 [レジャー]

「桂三枝・春風亭小朝 東西落語会」を観に、ティアラこうとうに行ってきました。

タイムテーブルはこんな感じでした。
18:35-18:56 林家ひろ木さんによる「東北の宿」と三味線
18:56-19:25 春風亭小朝さんによる「お菊の皿」
19:25-19:39 仲入り
19:39-20:00 桂三歩さんによる創作落語「生まれ変わり」
20:00-20:36 桂三枝さんによる創作落語「赤とんぼ」

林家ひろ木さんによる「東北の宿」は、温泉宿を経営するおじいさん・おばあさんがホテルに負けじと、カードキーやフローリング、温泉水を使った料理などを取り入れるお話。
落語自体は面白かったですが、落語の後に、三味線を弾いた意味が分かりませんでした。特に落語の内容とつながっている訳でもなく、笑いを取りに行っているのか、芸として披露しているのかも分かりませんでした。

春風亭小朝さんによる「お菊の皿」は、古典落語ですが、照明や音響を派手に使って現代風にアレンジされていました。

仲入りを挟んで、桂三歩さんによる「生まれ変わり」は、三枝さん作の創作落語です。
[2011-01-09-1]の「初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会」でも、桂三若さんが爆笑を取っていましたが、今回もよく受けていました。
この噺は間違いなく後世に残る作品になると思います。

トリは、桂三枝さんによる「赤とんぼ」。
観るのは2回目ですが、相変わらずおもしろいです。歌うまいです。
噺に出てくる「ビルマの竪琴」についてはよく知りませんが、楽しめました。
年配のお客さんの反応を見るに、知っていると、さらに楽しめるのではないかと思います。
今後のためにも、DVDを観てみようと思います。

全体としては、2人のお弟子さんも受けていて良かったのですが、できれば、三枝さん、小朝さん、どちらかに2席やっていただきたかった。
1席ずつで、2時間ちょうどで終了というのは、少し物足りなかったです。

立川志の輔 独演会 [レジャー]

立川志の輔 独演会に、練馬文化センター 大ホールに行ってきました。

タイムテーブルはこのような感じ。

19:00-19:17 立川志の彦による「元犬」
19:17-19:36 立川志の輔の枕
19:36-20:02 立川志の輔の「ハナコ」
20:02-20:19 仲入り
20:19-21:32 立川志の輔の「中村仲蔵」
21:32-21:34 東北被災地に向けて、一本締め

立川志の彦さんによる「元犬」は、お弟子さんということで、まずまずの内容でした。
今回は、お弟子さんの出番は、1人だけでした。

立川志の輔さんによる「ハナコ」は、創作落語。
何かにつけ、「あらかじめ申し上げる」温泉旅館のお話です。
枕からのつながりも抜群で、とても面白かったです。

仲入り後の、「中村仲蔵」は、歌舞伎役者「中村仲蔵」についてのお話。
歌舞伎について、また、「中村仲蔵」という歌舞伎役者の半生について、勉強になるとともに笑えるという、1粒で2度おいしいお話でした。

最後は、今回も、東北被災地に向けて、一本締めで終了。

今回もたっぷり 2時間半、ちゃんと「独演会」と言えるすばらしい内容でした。

立川談春 独演会 @ かめありリリオホール [レジャー]

立川談春さんの独演会を観に、亀有のかめありリリオホールに行ってきました。
かめありリリオホールは、亀有駅前のイトーヨーカドーの 9F にあり、イトーヨーカドーをそのまま上がっていくとたどり着けます。

タイムテーブルはこんな感じでした。

17:01-17:14 立川こはるさんによる「真田小僧」
17:14-17:40 立川談春さんによる枕
17:40-18:00 立川談春さんによる「紙入れ」
18:00-18:15 仲入り
18:15-18:26 立川談春さんによる枕
18:26-19:06 立川談春さんによる「大工調べ」


立川談春さんの落語を聞くのは初めてです。
「最もチケットが取れない落語家」と言われていることから期待していたのですが、ハードルを上げすぎたのか、まあまあといった感じでした。
はっきり言うと、期待はずれでした。

おもしろくなくはないのですが、水が合わないといった感じです。
たまたま出来がいまいちだったのか、会場・お客さんの雰囲気からそう感じたのか、よく分かりませんが、CD や DVD でもう少し聞いてみて、確認したいと思います。

ダメなら合わないということで、それもまたよし。

ヤマキ 笑福亭鶴瓶一門会 @ ル テアトル銀座 [レジャー]

ヤマキ 笑福亭鶴瓶一門会に行きました。
昨日 [2011-07-25] に引き続き、2日連続です。

タイムテーブルはこんな感じでした。

19:02-19:30 一門紹介 & 落語を行う人を抽選で決定
19:30-19:46 笑福亭恭瓶さんによる「真田小僧」
19:46-20:01 笑福亭笑瓶さんによる枕
20:01-20:20 笑福亭笑瓶さんによる「ある日の六代目」
20:20-20:49 笑福亭鶴瓶さんによる「青木先生」
20:49-21:02 中入り
21:02-21:41 笑福亭鶴瓶さんによる「お直し」

本日の出番は、鶴瓶さんが抽選で 3人を選び、じゃんけんで決定しました。
そして、またまた恭瓶になりました。

昨日の「大安売り」がいまいちのウケだったのを散々いじられていました。

本日の「真田小僧」はよく受けていたと思います。

笑瓶さんの枕は、昨日とまったく同じで、深夜、2時3時に犬を散歩に連れ出そうとしたら、大男が笑瓶さんの家の門のすぐ横の壁にもたれかかっていて、驚いたお話。

「ある日の六代目」で言っていた、「ここはアウェイですか」「皆さんの協力が必要です」「ここは拍手するところです」などの発言は京も同じくあり、ネタであることがわかりました。

次に、鶴瓶さんの私落語「青木先生」。
本日も昨日と同じくらいのお客さんが、鶴瓶さんの落語を聞くのが初めてで、鉄板の「青木先生」になるのはしようがなし。

最後に、鶴瓶による「お直し」。
昨日も「お直し」の説明が事前にあったのですが、今日はよりわかりやすい説明があり、落語の中でもわかりやすいように演じられていました。

たっぷり21:41までボリューム満点でした。
帰りにヤマキのめんつゆと鰹節をお土産に頂きました。


ヤマキ 笑福亭鶴瓶一門会 @ ル テアトル銀座 [レジャー]

ヤマキ 笑福亭鶴瓶一門会に行きました。
東京で初の笑福亭鶴瓶一門会です。

タイムテーブルはこんな感じでした。

19:02-19:06 立ち話
19:06-19:35 一門紹介 & 落語を行う人を抽選で決定
19:35-19:51 笑福亭恭瓶さんによる「大安売り」
19:51-20:10 笑福亭笑瓶さんによる枕
20:10-20:29 笑福亭笑瓶さんによる「ある日の六代目」
20:29-20:55 笑福亭鶴瓶さんによる「青木先生」
20:55-21:10 中入り
21:10-21:47 笑福亭鶴瓶さんによる「お直し」

まず、鶴瓶さんが一門の皆さんを紹介。
笑福亭笑瓶
笑福亭晃瓶
笑福亭純瓶
笑福亭達瓶
笑福亭恭瓶
笑福亭銀瓶
笑福亭瓶吾
笑福亭瓶二
笑福亭瓶生
笑福亭由瓶
笑福亭鉄瓶
笑福亭べ瓶 (破門から出戻り直後のため、お茶子さんとして参加)
笑福亭瓶太 (笑瓶さんの弟子)
が一同に揃いました。

ラジオで名前やエピソードを聞いていたお弟子さんの顔が分かりました。
全体的に想像していたより若かったです。

落語を行うお弟子さんの抽選は、鶴瓶さんが6番を9番と間違うなどややグダグダ感がありました。
抽選の結果、本日の出番は恭瓶になりました。

まずは恭瓶さんの「大安売り」。
鶴瓶さんから、福岡出身を活かして博多弁で落語したら、というアドバイスから生まれた落語で、登場人物が博多弁で喋ります。
相撲取りになった息子が実家に帰って、母親と話すのですが、負けたことを素直に言えず、言い回しでごまかしていくというお話です。

次に、笑瓶さんの枕。
深夜、2時3時に犬を散歩に連れ出そうとしたら、大男が笑瓶さんの家の門のすぐ横の壁にもたれかかっていて、驚いたお話。
掟破りの、立ち上がっての枕でした。

次に、笑瓶さんの「ある日の六代目」。
笑瓶さんが鶴瓶さんの弟子になって1ヶ月、大師匠の六代目松鶴を飲み会の席から、東大阪の別のお店まで車で送る道中のお話です。
松鶴、鶴瓶の真似がとても似ていました。

前半は、「ここはアウェイですか」「皆さんの協力が必要です」「ここは拍手するところです」などの発言があった通り、お客さんの盛り上がりはいまいちでしたが、後半、ストーリーが進んで盛り上がって行くにつれ、爆笑を生んでいました。

次に、鶴瓶さんの私落語「青木先生」。
また、「青木先生」に当たってしまいました。もう、何回聞いたでしょうか。
でも、今回のお客さんは鶴瓶さんの落語を聞くのが初めての方も多く、鉄板の「青木先生」になるのはしようがなし。

中入り後、鶴瓶による古典落語「お直し」。
人情噺なので笑いは少なめで、時代劇を観ているようでした。

たっぷり21:50までボリューム満点でした。
帰りにヤマキのめんつゆと鰹節をお土産に頂きました。


志の輔落語 [レジャー]

志の輔落語@町田市民ホール に行ってきました。

タイムテーブルはこのような感じ。

18:30-18:41 立川志の太郎による「狸の札」
18:41-18:57 立川志のぽんによる「湯屋番」
18:57-19:17 立川志の輔の枕
19:17-19:52 立川志の輔による「茶の湯」
19:52-20:07 仲入り
20:07-20:21 立川志の輔の枕
20:21-20:07 立川志の輔による創作落語「メルシーひな祭り」
20:07-21:17 東北被災地に向けて (+町田での志の輔落語10周年)、一本締め

立川志の太郎さんによる「狸の札」、立川志のぽんさんによる「湯屋番」は、お弟子さんということで、まずまずの内容でした。

志の輔さんは遅れてくるお客に対して、「弟子の練習を聞かなくてよかった」と、お客さんが思っているが、主催者側にとっては触れたくないであろう部分を、ズバッと明言してしまうところが素晴らしい。
こういった落語会は2時間の場合が多いのですが、志の輔さんの場合は、弟子の落語は練習と思ってらっしゃるのか、志の輔さん部分が2時間となっていて、プロ意識を感じます。

茶の湯は、有名な古典落語ですが、志の輔さん味の味付けがしてあって、また、演技というか顔芸というか、その表現力と合わさってとても面白かったです。

メルシーひな祭りは、フランス大使の奥さんと娘さんが、雛人形を見に商店街にやって来るが、その商店街にあるのは人形の顔だけを作る頭師の工場なので、完成品がなくてんやわんやする、というお話。
志の輔さんの創作落語は初めてでしたが、こちらも楽しめました。
最後にオチとして信長が出てくるかと思いましたが、この予想は外れてしまいました。

今日の内容からも、その人気には納得で、チケットが完売なのはもちろん、会場も空きが数席しかなかったというお客さんの出席率もすごいと感じました。

鶴瓶噺 2011 [レジャー]

http://tsurubebanashi.com/stage.html

鶴瓶噺 2011 @ 世田谷パブリックシアターに行きました。

今回は、前半は、2010年から2011年にかけて起こったできごと、後半は、劇のような立ちでの私落語「ALWAYS お母ちゃんの笑顔」といった鶴瓶噺でした。

昨年、最前列のカップルが落語と勘違いして観に来ていた話から始まり、お決まりの宇木さんの話など。
聞いた話がほとんどで、会場のウケもそれほどではなかったように思います。

途中から、映像、効果音、お母ちゃん役の池脇千鶴さんの音声による、1人劇のような感じの、しかし内容は私落語「ALWAYS お母ちゃんの笑顔」といった変わった趣向となりました。
変わっているのですが、効果音とのタイミングのとり方など、ぎこちない部分も感じられました。

また、最後の特大クリスマスツリーは、時期はずれな感じがしますし、震災後で節電が叫ばれている中で、ピカピカ電灯いっぱいで巨大なクリスマスツリーは、現在の状況からハズしているような感じを受けました。

おそらく震災前から準備されたものかと思われますが、即興が得意の鶴瓶さんなら、もう少し現在の状況を踏まえた内容に勇気を持って変更しても良かったのではないかと思いました。

今回の名言は、鶴瓶さんのお母ちゃんによる、「ネアカ元気でへこたれず」ですね。

公演終了後の抽選ポスターには、今回も、はずれました。


以下、個人的メモ。

- ごめん、落語じゃなかった
- 昔の遊び
  - 人間パチンコ
  - 銭湯のロッカーに隠れる
  - 潜水艦のスクリューが毛に
- 家族に乾杯
- 錦木検校 めっちゃ寝とった
- 敏腕 宇木マネージャー
  - なんちゃら雀
  - 板垣退助
  - 飛行機の席
- スピード違反 めっちゃ丁寧な警察官
- コンビニのサラダのシール
- ホテルのシャワー
- ファンもおかしい
  - サインした後、話していたら私たち忙しいので...
  - 写真撮ってもらい、喜ぶで
- インド人
- 笑うてたら幸せくるんや

小つる改メ六代目笑福亭枝鶴襲名披露公演 @新宿明治安田生命ホール [レジャー]

http://shikaku.shofukutei.com/

タイムテーブルはこのような感じ。

18:00 笑福亭羽光 秘伝書
18:10 笑福亭里光 犬の目
18:24 笑福亭鶴光 木津の勘助
18:49 三遊亭小遊三 千早ふる
19:17 仲入り
19:33 笑福亭鶴瓶、三遊亭小遊三、松村邦洋、笑福亭鶴光、笑福亭枝鶴による口上
19:54 笑福亭鶴瓶 青木先生
20:19 鏡味正二郎 太神楽
20:34 笑福亭枝鶴 竹の水仙
21:02 終了


笑福亭羽光さんによる秘伝書は、トップバッターということで元気に盛り上げて終了。

笑福亭里光さんによる犬の目ですが、枕の謎かけの噺も面白かったです。

笑福亭鶴光さんによる木津の勘助は、鶴光さんの芸風なのか客層を見ての判断なのか分かりませんが、ダジャレが多かったです。
時間を気にしてか、舞台袖をちらちら見るのが気になりました。

三遊亭小遊三さんによる千早ふるは、在原業平の歌の「ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」という歌をちゃめちゃな解釈をするお噺。
三遊亭小遊三さんの十八番で大受けでした。

口上は真面目に挨拶をするのかと思いきや、笑いあり、ふざけありで、いい意味で期待を裏切られました。

笑福亭鶴瓶さんによる青木先生は、こちらも十八番。青木先生は何度も聴いていますが、今回も少し変わっていて、さらに受けていました。

鏡味正二郎さんによる太神楽は、鞠芸、傘芸でした。落語会でこのような曲芸を観るのは初めてです。

笑福亭枝鶴さんによる竹の水仙は、関西弁で少し強気な主人公でしたが、聞きやすく面白かったです。

襲名公演は、初めてでしたが、ご祝儀的な意味もあるのか、通常の公演よりも1時間長い計3時間、たっぷり楽しませてもらいました。

お祝い事に参加する事で、こちらも幸せな気持ちになりました。

初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会 [レジャー]

今回は昼の部です。
昨年 [2010-01-09]は、弟子、三枝師匠、弟子、三枝師匠という順でしたが、今年は、弟子、弟子、三枝師匠、三枝師匠という順に変わっていました。

12:06 三枝さんによる挨拶。舞台の結三柏や、「笑福来門」の暖簾の説明など。

12:13 桂三幸さんによる「立候補」。児童会長選挙に立候補した息子を両親が応援するお噺。対立候補として2人の生徒が出てくるのですが、これはその時々によって変わるようで、今回は、小沢君と管君でした。そこまで言っていいのか?と思うくらい風刺たっぷりで面白かったです。

12:26 寝起きのジュリーこと桂三若さんによる「生まれ変わり」。
死んであの世にたどり着いた男が、次に生まれ変わる時に何に生まれ変わりたいか、をあの世の係の人(?)と決めていくお噺。これは噺がよく出来ているのか、三若さんがうまいのか、かなりおもしろかったです。噺が進むにつれテンポアップし盛り上がっていき、爆笑に次ぐ爆笑でした。

12:43 桂三枝さんによる「ピカピカの一年生」。ネジ工場の社長をやっていた中卒の親父が、息子が通う高校の夜間部を受験し、無事合格して同じ学校に通うというお噺。

13:12 仲入り

13:31 桂三枝さんによる「ハワイの夜」。フラを習っている奥さん連中が、ハワイで行われるコンテストに参加するということで、ついて来た旦那3人のお噺。途中に三枝さん自身によるウクレレ演奏を4曲程入れつつ、たっぷり30分楽しみました。三枝さんのお噺には関西のおばはんがよく登場しますが、何度聴いても関西のおばはんの演技は抜群です。

今回はお弟子さんが私の好みに合っていたこともあり、全体的に昨年より満足度が高かったです。

ただ1つ残念なのは、前の方の臨時設置席は前後がとても詰まっているため、出入りに苦労したことです。

通し狂言 国姓爺合戦 [レジャー]

志の輔落語 [レジャー]