初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会 [レジャー]
初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会を観に、有楽町朝日ホールに行ってきました。
タイムテーブルはこんな感じでした。
13:03-13:14 桂三語さんによる「桃太郎」
13:14-13:34 桂文福さんによる「大相撲風景」
13:34-13:42 桂三枝さん枕
13:42-14:06 桂三枝さんによる「妻の旅行」
14:06-14:21 仲入り
14:21-14:26 桂三風さん枕
14:26-14:32 桂三風さんによる「テレショップパニック」
14:32-14:38 桂三枝さん枕
14:38-15:08 桂三枝さんによる「親父の演歌」
15:08-15:14 「親父の演歌」コンサート
桂文福さんによる「大相撲風景」は、歌にのせてネタを言う芸。こういう芸は名前があるのでしょうか。
しゃべり方の相性だと思いますが、かなり聞き取りにくく、楽しめませんでした。
桂三枝さんによる「妻の旅行」は、三枝さんの創作落語です。
定年退職した旦那さんが奥さんのことを息子にグチる話。
数ある三枝さんの創作落語の中でも完成度が高い作品だと思います。
テンポよく笑どころがあり、爆笑の連続でした。
桂三風さんによる「テレショップパニック」は、三風さんの創作落語です。
テレビの通信販売が家にやって来て、通販番組さながらに商品の説明を始める話。
オチは、想像がつきましたが、短いながらもまとまっていて、なかなか面白かったです。
桂三枝さんによる「親父の演歌」は、新作でしょうか。
妻に先立たれた親父がいろんな趣味に凝り、最後には演歌歌手としてデビューしてしまう話です。
4人兄弟が、趣味にお金をつぎ込む使う親父について、遺産の心配をしながらの話し合いをします。
最後に歌で終わるのが、いかにも三枝さんらしいチャレンジです。
これまで、「仲良くやろう雀」では本当にマージャンを行うように麻雀卓の席を周りながら落語をしましたし、「スキヤキ」では、実際にすき焼きを作って食べながら落語をしました。
今回のでは、本当のコンサートのように演歌を歌います。
このために、落語に出てくる曲のカラオケや、演歌歌手の着物まで作っているのがすごいです。
残念ながら、親父が作詞した曲を読む場面で、詩が出てこなかったりと、完成度はいまいちでした。
また、全体を通しての会場の雰囲気ですが、今日のお客さんは、下げから拍手までが1呼吸空く感じで、ズコッていう感じでした。