そこが知りたい最新技術 高速無線LAN 802.11n入門 [book]
そこが知りたい最新技術 高速無線LAN 802.11n入門 / 守倉正博(NTT情報流通基盤総合研究所) (著, 監修)
2008年8月現在、802.11n についての日本語の解説書は本書と、「改訂三版 802.11 高速無線LAN教科書 (インプレス標準教科書シリーズ) / 守倉 正博 (監修), 久保田 周治 (監修)」しかありません。
「改訂三版 802.11 高速無線LAN教科書 (インプレス標準教科書シリーズ) / 守倉 正博 (監修), 久保田 周治 (監修)」 は 802.11 全般の解説のなかに、802.11n の内容を追加したという感じです。
802.11 全般について、基礎からみっちり知りたい場合はこちらがオススメです。
一方、本書は 802.11n がメインテーマで、それを説明する前提知識として 802.11a, 802.11g, 802.11e などの解説がなされています。
802.11 の知識があり、新たに 802.11n について学習したい場合は、こちらがオススメです。
網羅的にポイントが説明してあるので、短時間でエッセンスをつかめると思います。
802.11a, 802.11g, 802.11e の復習にも使える点が◎です。
入門書なので、例えばビーコンフレームのフレームフォーマットなどのような細かい内容までは含まれていません。
細かい部分を知るには、現在のところ、IEEE 発行の 802.11n の仕様書を読むしかないようです。
詳解本の登場を期待したいところです。
Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界 [book]
Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界 / 西田 圭介 (著)
あとで書く。
2008 年 7 月に読んだ本 [book]
今月は 3 冊読みました。
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実務で役立つWBS入門 [book]
実務で役立つWBS入門 / Gregory T. Haugan (著), 伊藤 衡
イノベーションのジレンマ 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき [book]
イノベーションのジレンマ 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき / クレイトン・クリステンセン (著), 玉田 俊平太, 伊豆原 弓
トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀 11万人の顔を創った美粧師が明かす [book]
トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀 11万人の顔を創った美粧師が明かす / 岡野 宏 (著)
2008 年 6 月に読んだ本 [book]
今月は 7 冊読みました。
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フラット化する世界 増補改訂版 [book]
フラット化する世界 [増補改訂版] (上) / トーマス フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳)
フラット化する世界 [増補改訂版] (下) / トーマス フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳)
ちょいデキ! [book]
“短眠法”や“速読術”など著者自身が身につけることができなかった大がかりな仕事術 (北斗神拳) よりも、すぐに使える仕事術 (太極拳) を紹介しようというコンセプト。
タイトルどおり、ちょっとした小技や心構えが満載です。
Q&A 形式で (なかには Q&A になっていないものもありますが) サクサク読めます。
ビジネス書初心者はもちろん、ガツガツビジネス書を読んでいる方も、いったん立ち止まって読んでみてはいかがでしょうか。
以下、読書メモ。
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か [book]
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か / エリヤフ ゴールドラット (著), 三本木 亮 (翻訳)
あとで書く。
中央公論 2008年 05月号 達人たちが語る知的整理法革命 [book]
中央公論 2008年 05月号 達人たちが語る知的整理法革命
あとで書く。
WiMAX入門 [book]
WiMAX入門 / ローレンス・ハーテ (著), 日高 昇治(監訳)、NTTデータユビキタス研究会(訳) (翻訳)
原書の内容が大したことないかどうかはわかりませんが、翻訳がひどいのは確かです。
内容は、用語の説明がわかりにくく WiMAX の入門には向きません。
さらにある程度 WiMAX を知っている人にとっては、説明が浅すぎます。
「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計 [book]
「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計 / 橘 玲 (著), 海外投資を楽しむ会 (著)
橘の黄金の羽根シリーズの文庫版第 2 弾です。
PART1 については、サラリーマンの税金、保険料などについて。
税金に付いてはある程度控除されているが、保険料で搾取されているというお話。
p.25
たいていのサラリーマンの所得税率は、10% か 20% に収まるはずです。「給料の 10% を税金としてもっていかれる」と考えるとショックかもしれませんが、鈴木さんの所得税額 30 万円を年収 800 万円と比較すれば実質税率は約 4% で、べつに "酷税" でもなんでもありません。これに地方税・住民税 (東京都の場合は約 20 万円) を加えたとしても約 50 万円 (実質税率 6.25%) ですから、「日本の課税水準は世界的に見ても低い」という財政当局の主張にも一理あります。
p.36
先に登場した鈴木一郎さんの場合、年収 800 万円に対する厚生年金の保険料は 13.58% ですから、年間の支払総額はなんと 108 万 6400 円 (!) にもなります。それに対して自営業者などが加入する国民年金の掛金は一人月額 1 万 3300 円 (年額 15 万 9600 円)、夫婦で月額 2 万 6600 円 (年額 31 万 9200 円) ですから、一郎さんの支払額は 3 倍以上。
p.37
同様に、鈴木さんが加入する医療関係の保険料を法廷上限保険料率の 9.31% (健康保険 8.2% + 介護保険 1.11%) とすると、年間支払総額は 74 万 4800 円。これに加えて、年間約 8 万円の雇用保険料も納めなければなりません。これらを厚生年金の 108 万円余と合わせると、平均的なサラリーマンである一郎さんが支払う社会保障費の合計額はなんと 190 万円 (!!) を超えてしまいます (健康保険・介護保険・雇用保険料は標準報酬月額によって算定されるため、ここで述べた試算とは多少の誤差が生じます)。こうした社会保障費は労使折半ですから、直接、給与から引かれるのは 95 万円。所得税 + 住民税の 50 万円と合わせて、約 145 万円がお上に召し上げられ、800 万円の年収は手取り 655 万円程度になってしまいます。年収に占める税・社会保障費のコストは実質 18% にハネ上がります。
これは制度なので、サラリーマンをやめる以外に回避のしようがありません。
しかし、サラリーマンをやめてサラリーマン時代と同じだけ稼げる能力があるかというのが一番難しいところ。
また、「4.だれでも億万長者になれる魔法の法則」は
p.72
1. より多くの収入を稼ぎ、
2. より少ない支出で生活し、
3. より高い利回りで資産を運用する。
といった内容。
「PART2 ファイナンス編」は、金融業がどのような仕組みになっていて、どのように借金すれば損しないかといった内容です。
本書は「黄金の羽根」シリーズのなかでも一番実用度が低いと思います。
2008 年 5 月に読んだ本 [book]
今月は 7 冊読みました。
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世界にひとつしかない「黄金の人生設計」 [book]
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」 / 橘 玲 (著), 海外投資を楽しむ会 (著)
不動産、生命保険、年金・医療保険、教育について、どのような仕組みになっていて、どうすれば損しないか、ということが解説されています。
例えば、不動産は賃貸だろうが、持ち家だろうが、シンプルにバランスシートで考えてしまうというのはわかりやすいです。
年金については、天下りや利権の話は読み物としては面白いですが、法律をこうすべき、といった主張は現実的ではないのでスルーするとよいと思います。
出版時から法律が変わっている可能性があるので、結局は自分で勉強して、どのように「人生設計」していくかは、自分にかかっているわけですが、本書はその足がかりとしては役に立つと思います。
世界一愚かなお金持ち、日本人 [book]
不動産会社に勤める夫と共に、米国での不動産投資に成功した著者。
具体的に使えるワザも載っておらず、日本に住んでいる読者には、あまり参考にはなりません。
現在、銀行に貯めるだけの人にとっては、お金を働かせ始めるきっかけにはなるかも。
ヤバい経済学 増補改訂版 [book]
ヤバい経済学 [増補改訂版] / スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月衛 (翻訳)
あとで書く。
これだけはおさえたい データベース基礎の基礎 -設計と運用の基本からSQLの書き方まで- [book]
これだけはおさえたい データベース基礎の基礎 -設計と運用の基本からSQLの書き方まで- / 谷尻 かおり (著)
タイトルどおりデータベースの基礎の基礎を数時間で把握することができます。
説明は以下以外はわかりやすかったです。
5-1 インデックスとは?
p.64
インデックスを利用すると並べ替えが高速になるのは図3-23のとおりです。
図3-23 がまったく説明になっていないので理解不能。
6-2 集合演算の方法
p.71
図3-33 を見てもわかるように、直積演算だけでは正しい結合結果は得られません。
図3-33 を見てもどこが正しい結果になっていないのかわかりません。
基礎の基礎なので、とりあえずこの本で概要を把握し、他の文献に進んでいくのがよいと思います。
例えば SQL の書き方については SQL 実践講座 / @IT が参考になります。
イノベーションの神話 [book]
イノベーションの神話 / Scott Berkun (著), 村上 雅章 (翻訳)
あとで書く。
なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか? [book]
なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか? / ティモシー・フェリス (著), 田中 じゅん (翻訳)
あとで書く。