Mac min mid2011 Lion から玄箱HG に Time Machine でバックアップする方法 [mac][linux]

Lion からは netatalk 2.2beta3 以降でなければ Time Machine が使えないようなので、玄箱HG に netatalk 2.2.1 をインストールします。

Berkeley DB

netatalk をビルドするための準備です。
5.x 系は、Sign up が必要なようなので 4.8.30 をダウンロードします。

下記のように、ビルド、インストールします。

$ wget http://download.oracle.com/berkeley-db/db-4.8.30.tar.gz
$ tar zxfp db-4.8.30.tar.gz
$ cd db-4.8.30
$ cd build_unix/
$ ../dist/configure
$ make
$ sudo make install


Avahi

Finder に玄箱が表示されるようになります。

下記のように、ビルド、インストールします。

$ wget http://www.avahi.org/download/avahi-0.6.30.tar.gz
$ cd avahi-0.6.30
$ CFLAGS="-D_NETBSD_SOURCE=1"
$ LD_LIBRARY_PATH="/usr/local/lib"
$ LDFLAGS="-L/usr/local/lib -lintl -Wl,--rpath -Wl,/usr/local/lib"
$ ./configure --disable-glib --disable-gobject --disable-qt3 --disable-qt4 --disable-gtk --disable-gtk3 --disable-dbus --disable-python --disable-mono --disable-autoipd
$ make
$ sudo make install


netatalk

下記のように、ビルド、インストールします。

$ tar jxfp netatalk-2.2.1.tar.bz2
$ cd netatalk-2.2.1
$ LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/BerkeleyDB.4.8/lib
$ export LD_LIBRARY_PATH
$ ./configure --sysconfdir=/etc --enable-debian --with-bdb=/usr/local/BerkeleyDB.4.8 --with-shadow --with-pam --with-ssl-dir=/usr/lib
$ make
$ sudo make install
$ sudo vi /etc/netatalk/AppleVolumes.default
下記を追加。
:DEFAULT: options:upriv,usedots dperm:0700 fperm:0600 maccharset:MAC_JAPANESE ea:sys
/mnt/timemachine "Time Machine Vol" options:tm


以上で、玄箱HG 側の準備は完了です。

Mac mini の Time Machine の [バックアップディスクを選択] から、玄箱HG のマウントポイント "Time Machine Vol" を指定します。
すると、Time Machine で玄箱HG にバックアップするようになります。

最初は、[オプション]-[バックアップから除外する項目] にサイズの大きいディレクトリを指定し、バックアップする容量を軽めにして試してみると良いと思います。

ref.
- Netatalk and Samba

Mac の Emacs.app を Carbon Emacs 22 から Cocoa Emacs 23 に変更した手順まとめ [mac][emacs]

Carbon Emacs 22 から Cocoa Emacs 23 への置き換えは、Emacs for Mac OS X から、ダウンロードして、 /Application/Emacs.app に上書きコピーするだけです。

Carbon Emacs 22 では、拡張をアプリケーションディレクトリの /Applications/Emacs.app/Contents/Resources/lisp/ 入れてしまっていたので、Cocoa Emacs を上書きした際に消してしまいました。
そこで、いい機会ですので、~/.emacs.d/lisp を load-path に追加して、こちらに拡張を置くようにしました。
ついでに、~/.emacs.el から ~/.emacs.d/init.el にファイル名を変更しました。


~/.emacs.d/init.el

(setq load-path
      (append
(list (expand-file-name "~/.emacs.d/lisp")) load-path))

; 言語を日本語にする
(set-language-environment 'Japanese)
; 極力UTF-8とする
(prefer-coding-system 'utf-8)

; metaキーの変更
(setq ns-command-modifier (quote meta))
(setq ns-alternate-modifier (quote super))

Emacs 22 からこちらのお作法が推奨されているようですので。


拡張をインストールしなおしたので、一通りメモ。

color-theme

http://download.savannah.gnu.org/releases/color-theme/ から color-theme-6.6.0.tar.gz をダウンロードして展開。そして、

% cp -a color-theme-6.6.0/themes ~/.emacs.d/lisp/
% cp -a color-theme-6.6.0/color-theme.el ~/.emacs.d/lisp/

Session Management for Emacs

http://sourceforge.net/projects/emacs-session/files/ から session-2.3.tar.gz をダウンロードして展開。そして、

% cp -a session/lisp/session.el ~/.emacs.d/lisp/

elscreen

まず、APEL をインストールします。
http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~tomo/elisp/APEL/ から apel-10.8.tar.gz をダウンロードし、展開します。

% cd apel-10.8/
% make PREFIX=~/.emacs.d EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs LISPDIR=~/.emacs.d/lisp VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=~/.emacs.d/elisp23
% make PREFIX=~/.emacs.d EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs LISPDIR=~/.emacs.d/lisp VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=~/.emacs.d/elisp23 install


~/.emacs.d/init.el に APEL のパスを追加します。

(setq load-path
      (append
(list (expand-file-name "~/.emacs.d/lisp/apel")) load-path))

(setq load-path
      (append
(list (expand-file-name "~/.emacs.d/elisp23/emu")) load-path))


ftp://ftp.morishima.net/pub/morishima.net/naoto/ElScreen/ から elscreen-1.4.6.tar.gz をダウンロードし、展開します。

% cp -a elscreen-1.4.6/elscreen.el ~/.emacs.d/lisp/

kill-summary

http://mibai.tec.u-ryukyu.ac.jp/~oshiro/Programs/elisp/kill-summary.el をダウンロードし、展開します。

% cp -a kill-summary.el ~/.emacs.d/lisp/

minibuf-isearch

http://www.sodan.org/~knagano/emacs/minibuf-isearch/ をダウンロードし、展開します。

% cp -a minibuf-isearch.el ~/.emacs.d/lisp/

ref.
- Emacs23 (Cocoa Emacs) 入門から中毒まで / 紹介マニア

Apple Store 下取サービスで MacBook Air mid2009 買い取りを試してみた [mac][money]

MacBook Air Mid2009 MC234J/A (Core2 Duo 2.13/13.3/2G/SSD128G/USキーボード) を、Apple Store 下取サービス を使って、買い取りに出しました。
7/20 に Mac mini を購入したので、30日以内下取り価格 15% アップキャンペーンを利用します (30日は発送日からのカウントです)。

8/22 に、ウェブから申し込みを行いました。
申し込みには払い込み先の銀行口座を入力する必要があるので、口座番号などの準備が必要です。
回収日は 8/27 を指定しました。

回収日までに、下取りサービス申し込み用紙、(Mac mini の) 発送通知メールを印刷したもの、本人確認書類のコピーの 3つの書類の準備が必要です。

回収は、ヤマト運輸でした。
翌 8/28 にはソフマップに到着しましたが、査定の結果が来たのは、9/1 でした。
4営業日なので、意外と時間がかかりました。

下取り価格上限は 47,000円で、15% アップの場合は 54,050円です。

今回の査定では、
- 画面 画面中央にキーボード跡のような細かな傷有り -2,350円
- 傷 天板・フレームに傷、キートップに磨耗有り -500円
の減額があり、結果、50,780円となりました。

外装に細かな傷があったので、大きく減額されるかと思いましたが、想定より高く買い取ってもらえて、よかったです。

ここから銀行振り込み手数料が 525円引かれるので、実際は、50,255円となります。

買い取り承諾/拒否の返事は、お問い合わせフォーム から回答します。
専用フォームは用意されておらず、回答項目をメールからコピペするあたりがアナログですが、全体を通しては、お手軽に買い取りができました。

iTunes ライブラリを移動する (完全版) [mac][iTunes]

[2011-07-31-2], [2011-08-16-1], [2011-08-19-1] と iTunes ライブラリの移行を試行錯誤してきましたが、今回が一応の完全版として、正式採用した方法です。

環境のおさらい。

移行元:
  - iTunes ライブラリ: MacBook Air (~/Music/iTunes Music)
  - 楽曲ファイル: NAS (/share/Music)

移行先:
  - iTunes ライブラリ: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
  - 楽曲ファイル: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
 

やりたいことは、移行元から移行先に iTunes ライブラリを移行する。
再生回数も移行できること。
iPhone/iPad の同期を引き継げること (iPhone/iPad アプリないのデータが消えないこと)。
iTunes のライブラリの統合機能は使いたくない (ファイル名を勝手に変更されたくない)。


手順は、移動するコンテンツの種類によって違います。
準備として、移行元の iTunes で iPhone/iPad を同期し、バックアップしておきましょう。

まずは音楽ファイル。

「iTunes Libraryの移動は難しい / くまはらさん」を参考にしました。

1. 移行元の iTunes で [ファイル]-[ライブラリ]-[プレイリストをエクスポート] を選択し、XML 形式で保存します。
   ここではファイル名を playlist0.xml とします。
2. 移行先の Mac に新しく iTunes ライブラリを保存するためのディレクトリを作成します。
   例えば、/Volumes/Macintosh HD2/Music とします。
3. 移行元の iTunes ライブラリと楽曲ファイルを Step2 で作成したディレクトリにコピーします。
4. Step3 で iTunes Library と iTunes Music Library.xml というファイルもコピーされますが、これらはコピー先から削除します。
5. Step1 でエクスポートした XML ファイル playlist0.xml を移行先の Mac にコピーします。
6. Step5 でコピーした XML ファイルをテキストエディタで開き、file:localhost を移行元のパスから移行先のパスに全置換します。
   置換後のファイル名を playlist0_newpath.xml とします。
7. [Option]キーを押しながら iTunes を起動し、[Choose Library] で Step2 で作成したディレクトリを指定します。
8. [ファイル]-[ライブラリ]-[プレイリストをインポート] で、Step6 で作成したファイル playlist0_newpath.xml を指定します。
       プレイリストがインポートされます。
       実際い楽曲ファイルが存在するものしかインポートされないので、Step3 の楽曲ファイルのコピーが完了してから行うこと。
9. 移行先の iTunes で [ファイル]-[ライブラリ]-[プレイリストをエクスポート] を選択し、XML 形式で保存します。
   ここではファイル名を playlist1.xml とします。
10. playlist0_newpath.xml と playlist1.xml を比較し、インポートが漏れたものを手動で登録します。

% diff playlist0_newpath.xml playlist1.xml | grep '<key>Location'

    で表示されるパスの楽曲ファイルを、Finder から iTunes にドラッグし、iTunes に登録します。


以上で、再生回数を保持したまま、ライブラリの統合を使わずに (ファイル名を勝手に変更されることなく) 音楽ファイルを移行できました。

ただ、この方法だとプレイリストは移行でません。

プレイリストの移行は、すこし手間がかかります。
1. 移行元の iTunes でプレイリストを選択し、 [ファイル]-[ライブラリ]-[プレイリストをエクスポート] を選択し、ファイルに保存します。
       これを移行したいプレイリストの数だけ繰り返します。
2. Step1 で作成したファイルを移行先の Mac にコピーします。
3. 移行先の iTunes で [ファイル]-[ライブラリ]-[プレイリストをインポート] を選択し、Step2 でコピーしたファイルを選択します。
       これをプレイリストの数だけ繰り返します。

以上で、プレイリストの移行ができました。


次にポッドキャスト。

音楽ファイルをコピーした際に、ダウンロード済みのポッドキャストファイルもコピーされています。
1. 移行先の Mac で、iTunes Music/Podcasts または iTunes Media/Podcasts にあるポッドキャストファイルを、Finder から iTunes にドラッグし、iTunes に登録します。
2. iTunes で、各ポッドキャストを開き、左下の [登録] ボタンをクリックします。
       これを購読するポッドキャストの数だけ繰り返します。

以上で、ポッドキャストの移行ができました。


次は、動画。

動画は iTunes ディレクトリ (iTunes Music/Movies または iTunes Media/Movies) で管理せず、自分で作成した Movies ディレクトリ (/Volumes/Macintosh HD2/Movies) に入れます。

1. 移行元の動画ファイルを移行先の Mac にコピーします。
2. Step2 でコピーしたファイルを、Finder から iTunes にドラッグし、iTunes に登録します。

以上で、動画の移行ができました。


次は、ブック (PDF)。

ブックも動画と同じように、iTunes ディレクトリ (iTunes Media/Books) で管理せず、自分で作成した Books ディレクトリ (/Volumes/Macintosh HD2/Books) に入れます。
手順は動画の場合と同じです。

1. 移行元のブックファイルを移行先の Mac にコピーします。
2. Step2 でコピーしたファイルを、Finder から iTunes にドラッグし、iTunes に登録します。

以上で、ブック (PDF)の移行ができました。


次に、iPhone/iPad アプリ。

iPhone/iPad アプリはホームシェアリングで移行します。

1. 移行元の Mac で iTunes の [詳細]-[ホームシェアリングを入にする] を選択します。
2. 移行元と移行先の iTunes で同じ Apple ID を使います。
3. 移行先の Mac で iTunes の "共有" の欄に移行元の iTunes ライブラリが表示されます。
4. Step5 で表示されたライブラリのアイコン左の矢印をクリックすると、移行元のライブラリの中身 (アプリケーションなど) が表示されます。
5. アプリケーションを選択し、移行先のライブラリにドラッグしてコピーします。

以上で、iPhone/iPad アプリの移行ができました。


最後に、iPhone/iPad を同期します。

iPhone/iPad の同期は、一度 iPhone/iPad をリセットする必要があります。

1. iPhone/iPad を移行先の Mac に接続し、iTunes で同期を行います。
2. 他のライブラリに関連付けられているのでリセットするか、を聞かれルので、リセットを行います。
3. リセット完了後、iTunes で再認識されたら、"バックアップから復元" を選択し、復元します。
   iPhone/iPad がリセット前の状態に戻ります。
4. iTunes で同期したいコンテンツを選択し、同期を行います。

以上で、iTunes ライブラリの移行が、期待した条件をほぼ満たして、行えました。

iTunes は、Remote アプリなど使い勝手はよいのですが、ファイル管理についてはとても使いにくく、移行は大変でした。


ref.
- [2011-08-19-1] iTunes ライブラリを移動する (DVDディスク編)
- [2011-08-16-1] iTunes ライブラリを移動する (ホームシェアリング編)
- [2011-07-31-2] iTunes ライブラリを移動する (ライブラリ統合編)

iTunes ライブラリを移動する (DVDディスク編) [mac][iTunes]

[2011-08-16-1] では、ホームシェアリングを使ってライブラリを移動する試して、玉砕しました。

再チャレンジです。

環境のおさらい。

移行元:
  - iTunes ライブラリ: MacBook Air (~/Music/iTunes Music)
  - 楽曲ファイル: NAS (/share/Music)

移行先:
  - iTunes ライブラリ: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
  - 楽曲ファイル: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
 

やりたいことは、移行元から移行先に iTunes ライブラリを移行する。
再生回数も移行できること。
iPhone/iPad の同期を引き継げること (iPhone/iPad アプリないのデータが消えないこと)。
iTunes のライブラリの統合機能は使いたくない (ファイル名を勝手に変更されたくない)。


手順は、
1. 移行元の iTunes で [ファイル]-[ライブラリ]-[ディスクへバックアップ] を選択します。
2. "iTunes ライブラリとプレイリストの全体をバックアップする" を選択し、外付けのブルーレイにバックアップを作成します。
3. 移行先の Mac に新しく iTunes ライブラリを保存するためのディレクトリを作成します。
   例えば、/Volumes/Macintosh HD2/Music など
4. 外付けブルーレイに Step2 で作成したディスクをセットした状態で、[Option]キー を押しながら iTunes を起動し、[Choose Library] で Step1 で作成したディレクトリを指定します。
5. そのディスクからのバックアップを確認するメッセージが iTunes に表示されたら、[復元] をクリックします。

以上で、iTunes ライブラリの移行ができます。

無事、iPhone, iPad の同期の引き継ぎ、再生回数も移行できました。


となるはずだったのですが、Step1 で [ディスクへバックアップ] メニューが表示されませんでした。
調べてみたところ、iTunes がサポートする DVD ドライブでしかこの機能を使用できないようです。

今回ダメだったブルーレイドライブは BUFFALO ポータブルブルーレイドライブ BR-PX68U2-BK です。

DVD だとディスク容量が少なく、何枚も焼かないといけないので手間と時間がかかりますが、一応、手持ちの DVD ドライブの ロジテック バスパワー対応ポータブルタイプUSB 2.0外付型DVD-RAM±R/RW LDR-PMD8U2 も試してみました。
しかし、やはり [ディスクへバックアップ] メニューは表示されませんでした。

確実なのは、Apple MacBook Air SuperDrive MC684ZM/A を購入することですが、iTunes ライブラリ以降のために、MacBook Air/Mac mini でしか使えないドライブをわざわざ購入する必要もないと思い、この方法はやめました。


ref.
- [2011-08-21-1] iTunes ライブラリを移動する (完全版)
- [2011-08-16-1] iTunes ライブラリを移動する (ホームシェアリング編)
- [2011-07-31-2] iTunes ライブラリを移動する (ライブラリ統合編)

iTunes ライブラリを移動する (ホームシェアリング編) [mac][iTunes]

[2011-07-31-2] では、iTunes のライブラリの統合機能を使ってライブラリを移動する方法を紹介しました。

しかし、同じ楽曲が複数登録されてしまう問題が発生しました。
おそらく、移行元ライブラリで、「iTunes Media フォルダを整理」機能を使わずに手動管理していたことが原因だと思います。
また、ファイル名が勝手に変更されてしまうのはどうも気持ちが悪い。

と言うわけで、別の方法でやり直すことにしました。

今回は、ホームシェアリングを使います。

環境のおさらい。

移行元:
  - iTunes ライブラリ: MacBook Air (~/Music/iTunes Music)
  - 楽曲ファイル: NAS (/share/Music)

移行先:
  - iTunes ライブラリ: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
  - 楽曲ファイル: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
 

手順は、
1. 移行先の Mac に新しく iTunes ライブラリを保存するためのディレクトリを作成します。
   例えば、/Volumes/Macintosh HD2/Music など
2. [Option] キーを押しながら iTunes を起動し、[Choose Library] で Step1 で作成したディレクトリを指定します。
3. 移行元の Mac で iTunes の [詳細]-[ホームシェアリングを入にする] を選択します。
4. 移行元と移行先の iTunes で同じ Apple ID を使います。
5. 移行先の Mac で iTunes の "共有" の欄に移行元の iTunes ライブラリが表示されます。
6. Step5 で表示されたライブラリから、楽曲やアプリをドラッグし、コピー先のライブラリにコピーします。
       (アプリなどは、Step5 で表示されたライブラリのアイコンの左側の矢印をクリックすることで表示させることができます。)

以上で、簡単に iTunes ライブラリの移行ができます。

ただ、この方法だと、最終再生日や再生回数は移行されません。
さらに、致命的なのは、iPhone, iPad の同期が引き継げず、同期するにはリストアが必要になってしまいます。
iPhone, iPad アプリないのデータが消えてしまうと嫌なので、同期は行わずに、このライブラリは破棄することにしました。


ref.
- ホームシェアリングについて
- [2011-08-21-1] iTunes ライブラリを移動する (完全版)
- [2011-08-19-1] iTunes ライブラリを移動する (DVDディスク編)
- [2011-07-31-2] iTunes ライブラリを移動する (ライブラリ統合編)

VMware Fusion で動く Windows に英語キーボードからバックスラッシュを打つ方法 [vmware][mac]

英語キーボードの Mac の VMware Fusion で動いている Windows でバックスラッシュが打てず、スクリーンキーボードを使って、打っていました。
が、検索して解決方法が見つかったのでメモしておきます。

手順は、
1. デバイス マネージャからキーボードを右クリックし、[ドライバの更新] を選択します。
2. "ハードウェアの更新ウィザードの開始" で "いいえ、今回は接続しません" を選択し、[次へ] をクリックします。
3. "一覧または特定の場所からインストールする" を選択し、[次へ] をクリックします。
4. "検索しないで、インストールするドライバを選択する" を選択し、[次へ] をクリックします。
5. "互換性のあるハードウェアを表示" のチェックをはずし、製造元:(標準キーボード)、モデル:101/102英語キーボードまたはMicrosoft Natural PS/2 キーボードを選択し、[次へ] をクリックします。
6. 再起動します。

[画像] #TODO

iTunes ライブラリを移動する (ライブラリ統合編) [mac][iTunes]

http://support.apple.com/kb/HT1449?viewlocale=ja_JP

これまで MacBook Air + NAS に置いていた iTunes ライブラリを Mac mini に移動しました。

環境はこんな感じです。

移行元:
  - iTunes ライブラリ: MacBook Air (~/Music/iTunes Music)
  - 楽曲ファイル: NAS (/share/Music)

移行先:
  - iTunes ライブラリ: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
  - 楽曲ファイル: Mac mini のセカンド HDD (/Volumes/Macintosh HD2)
 

NAS では、昔にリッピングした楽曲ファイル (mp3) は Music/<アーティスト名>/ 以下、比較的最近にリッピングした楽曲ファイル (ALAC) は Music/iTunes/iTunes Music/ 以下に置いていたのですが、これらを区別することはあきらめ、iTunes のライブラリ統合機能を使います。

この方法は、ライブラリのファイルを手動でコピーするのではなく、iTunes に任せる点がポイントです。

手順は、
1. 新しく iTunes ライブラリを保存するためのディレクトリを作成します。
   例えば、/Volumes/Macintosh HD2/Music など
2. 移行元の iTunes ライブラリの iTunes ディレクトリを、Step1 で作成したディレクトリにコピーします。
3. 移行先の Mac で [Option]キーを押しながら iTunes を起動し、[Choose Library] で Step2 でコピーした iTunes ディレクトリを指定します。
4. [iTunes]-[Preferences]-[Advanced] から "iTunes Media folder location" に iTunes ディレクトリ内の iTunes Music を指定します。
       例えば、/Volumes/Macintosh HD2/Music/iTunes/iTunes Music など。
5. [iTunes]-[Preferences]-[Advanced] から "Keep iTunes Media folder organized" と "Copy files to iTunes Media folder when adding to library" にチェックを入れます。
6. [File]-[Library]-[Organize Library] を開き、"Consolidate files" にチェックを入れ、[OK] をクリックします。
       移行元のライブラリから移行先に楽曲ファイルがコピーされます。

iPhone, iPad の同期も引き続きそのまま可能なのでお手軽です。

ref.
- [2011-08-21-1] iTunes ライブラリを移動する (完全版)
- [2011-08-19-1] iTunes ライブラリを移動する (DVDディスク編)
- [2011-08-16-1] iTunes ライブラリを移動する (ホームシェアリング編)

iTerm2 を導入してみました [software][mac]

Mac に標準で付属の Terminal.app には不満が 2つあります。
1. 256色が使えない
2. Command を Alt(Option) として使用できない

そこで、iTerm2 を導入してみました。

1. はこれで解決しました。
2. は iTerm2 でも同様でしたが、設定を変更することで解決できました。

設定補方法は、
[iTerm]-[Preferences]-[Keys] を開き、右側の "Global Shortcut Keys" で、
- Keyboard Shortcut: Command-X (X は使用したいキー、例えば単語削除なら D)
- Action: Send Escape Sequence
- Esc+: Keyboard Shortcut で指定した X
を追加します。

Mac の入力言語設定で U.S. のチェックが外せない場合の解決法 [mac][tips]

 Mac の [System Preferences]-[Language & Text]-[Input Sources] で "ATOK" だけチェックを入れたいのですが、"U.S." にチェックが入った状態でグレーアウトしていて、チェックが外せません。

 その場合は、一旦 "ことえり" にチェックを入れます。
 すると、"U.S." のチェックが外せるようになります。
 そのご、"ことえり" にチェックも外すと、"ATOK" のみをチェックした状態にできます。

MacBook Air Late 2010 を購入 [mac]

どうも MacBook Air Late 2010 は高負荷状態でも、ファン音が静からしい。
1年半前に購入した MacBook Air Mid 2009 のファン音がうるさいので、Apple Store で実際に試してみて、MacBook Air Late 2010 の方が圧倒的に静かなら購入することにした。

Safari で 20個ぐらいのタブを開き、Firefox で 20個ぐらいのタブを開き、その他、iPhone、iWorks などを起動し、YouTube を再生してみたが、確かに静か。
店員さんによると、13inch, CPU 2.13GHz, メモリ 4GB, SDD 256GB の US キーボードは在庫アリ、とのこと。
というわけで、即購入してしまいました。


MacBook Air Mid 2009 からの設定、ファイルの移行は、イーサ経由の移行アシスタントで行いました。
しかし、残り時間 1分を切ったところで、で "Might be problem with network" のエラーダイアログが出ました。
ネットワークの接続を確認して、[Continue] しても再度ダイアログが表示されます。
仕方なく、[Cancel] しましたが、これも処理が進んでいるのか、いないのか分からない状態が続いたので、電源ボタン長押しで強制終了させました (command + option + esc は効かず)。

再度、電源 On でセットアップが最初から始まるのですが、今度は移行アシスタントを選択せず進み、登録情報やユーザ作成も何も入力せずに進むと、きちんとと移行されたユーザアカウントが表示されました。
ちゃんとログインもできました。

ファイルを調べてみたところ VMware Fusion の仮想ディスクが正しくコピーされていなかったので、手動でコピーし直しました。


VMware を起動しても、Chrome でタブをたくさん開いてもファン音がしないので、快適です。

MacBook Air Mid 2009 はクラムシェルモードで、iPad の Remote から操作する iTunes マシンにします。

Mac に git 環境を構築 [git][mac]

git-osx-installer から dmg をダウンロードして、インストールします。

パスの設定を行います。書きを .bashrc や .zshrc に追記します。

export PATH=/usr/local/git/bin:$PATH

Mac の Dock に CPU 履歴を表示する [mac]

アクティビティモニタを起動し、アイコンを右クリック。

[Dock アイコン] - [CPU の履歴を表示] を選択します。


Mac の Dock に CPU 履歴を表示する



VMware Fusion で Macbook Air USキーボードを使う方法 [mac]

VMware Fusion の Windows XP では日本語キーボードと認識されているようで、USキーボードの配置で入力ができません。

そこで、調べてみたところ、下記に解決方法が書いてありました。

VMware FusionでUSキーボード

無事、USキーボードの配置で入力できるようになりました。

Mac ソフトのことなら act2.com

Mac OS X Snow Leopard Up-to-Dateプログラム [mac]

http://www.apple.com/jp/macosx/uptodate/

Mac OS X Snow Leopard Up-to-Dateプログラムが発表されました。

2009年6月8日以降に、Up-To-Dateプログラム対象のコンピュータを購入すると、Mac OS X Snow Leopardへのアップグレードが 980円で行えます。

Apple Online Storeでご購入された方 から購入ページに行ったのですが、決済に進めず。

Firefox から開くと、カートにちゃんと入っていて、決済できました。



MacBook の DVD ドライブの調子が悪い [mac]

MacBook の DVD ドライブの調子が悪く、DVD を再生すると、音が飛んだり、映像が止まったりします。

Apple Store 銀座店の Genius Bar を予約して見てもらうことにしました。

Genius Bar では症状を説明すると、マトリックスの DVD をもってきてくれて、動作確認してもらいました。
やはり、同じ症状が再現します。

次に、外づけ USB HDD のシステムから起動して、再度マトリックスを再生してチェック。
これでも、再現するので、システムやソフトの問題ではないことが確定しました。

DVD ドライブ交換の見積もりを取ってもらうと、DVD ドライブが約 26,000 円、工賃が 9,800 円で、税込みで計 8,000 円ほどかかるとのこと。

事前に DVD ドライブだけで 20,000 円ほどで購入できることを調べていたので、修理は行わず、自分で直すことにしました。



Leopard に iPhoto をインストール [mac]

Leopard をクリーンインストールすると iPhoto が入っていませんでした。
そこで、MacBook に付属の DVD から iPhoto 6 をインストールしました。

Max OS X Install Disc 1 から「Install Bundled Software Only」を起動します。
Leopard に iPhoto をインストール

バンドルソフトウェア のインストールが起動します。
[続ける] をクリックします。
Leopard に iPhoto をインストール

インストール先のボリュームを選択し、[続ける] をクリックします。
Leopard に iPhoto をインストール

iPhoto にチェックを入れ、[インストール] をクリックします。
Leopard に iPhoto をインストール

以上でインストールが完了します。

しかし、インストール後、デジカメを接続しても認識されませんでした。
アップルメニューからソフトウェア・アップデートを選択し、iPhoto のアップデートを行うと認識されるようになりました。



VMWare Fusion で音が出ない問題が解決 [mac]

VMWare Fusion で WinXP を動かしている際に、VM の「サウンド:接続」にチェックしても、すぐに勝手にチェックが外され音が出ないという問題がありました。

Leopard にアップグレードしたついでに VMWare Fusion 自体をインストールし直し、WinXP のイメージも再度作り直すと、「サウンド:接続」にチェックを入れることができるようになりました。音もちゃんと出ます。

直ってしまったので、Mac OS が悪いのか、VMware Fusion が悪いのか、WinXP イメージが悪いのか原因は分からず。

VMWare Fusion で音が出ない問題が解決

Mac ソフトのことなら act2.com


Parallels から VMware Fusion に移行 [mac]

VMware Fusion 1.0 RC1 Build 50460 に移行しました。

Pre-Order 期限は 8月末。
それまで使用してみて、問題ないようなら、購入し、完全移行します。

Mac ソフトのことなら act2.com


rsync バックアップをスクリプトで自動化 [mac]

[2007-03-06-1]に 手動で rsync バックアップを行う方法を紹介しました。
今回は、それを自動化してみました。

スクリプトは以下。
ユーザホームのミュージックフォルダとピクチャフォルダを玄箱にバックアップします。

backup2kuro.sh

#!/bin/sh

LOCAL=/Users/myname
MNT_POINT=/Volumes/KURO-BOX
SERVER=KURO-BOX/share
USER=backup
PASS=backup_passwd

mount_smbfs "//${USER}:${PASS}@${SERVER}" "${MNT_POINT}"
rsync -auozq --numeric-ids "${LOCAL}/Music/" "${MNT_POINT}/Music/"
rsync -auozq --numeric-ids "${LOCAL}/Pictures/" "${MNT_POINT}/Pictures/"
umount "${MNT_POINT}"


玄箱にはあらかじめ backup というユーザを作成しておき、samba アクセスできるように smbpasswd を設定しておきます。

このスクリプトを裏で自動実行するよう cron を設定します。
この場合は毎日 0:07 にバックアップを実行します。

$ crontab -e
7 0 * * * /Users/myname/bin/backup2kuro.sh