2009 年 9 月に読んだ本 [book]

今月は 5 冊読みました。

* 会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド / 藤井 孝一 (著)

会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド
ref.[2009-09-30-1]

* あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール / 小倉 広 (著)

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール
ref.[2009-09-28-1]

* ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 / ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
ref.[2009-09-18-1]

* 自分の仕事をつくる / 西村 佳哲 (著)

自分の仕事をつくる
ref.[2009-09-11-2]

* さあ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす / マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著), 田口 俊樹 (翻訳)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす
ref.[2009-09-06-1]

会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド [book]

会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド / 藤井 孝一 (著)

会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド

Q&A 形式で、副業・起業・独立のための Tips が書かれています。

無理矢理作った Q ではなく、また内容も具体的なため、分かりやすく、ためになります。

ベースは、著者が以前から提唱している「週末起業」です。
勤めながら「週末起業」して、低リスクで稼ぐ仕組みを作っていくことが提案されています。
プラス「覚悟」「度胸」「家族の同意」があって始めて、独立・起業できるという主張です。

考え方に関する提案のほかに、会計や法律の勉強方法も紹介されており、参考になります。

以下、読書メモ。

p.38

いったん「Aの分野ならあの人に」という存在になれれば、相手との関係が壊れない限り、いつまでもAの分野で仕事をいただくことができます。

では、そういう存在になるためには、どうすればいいのでしょう。
〜略〜
「あのお客さんにとっての専門家になろう」と意識することです。
私がお願いしている税理士さんは、税法の改正があると、こちらから尋ねなくても「ここが変わりましたよ」と教えてくれます。こういうことができるのは、その税理士さんが「藤井が税金で頼れるのは自分だけだ」という意識を持っているからだと思います。


p.117

簿記二級ぐらいのレベルで十分ですので、最低限の会計の知識は身に付けておいてください。


p.118

私は、他の人の事業計画を見るときも、自分でいろいろなアイデアを思いついたときも、「誰に・何を・どう売るか」を考えるのが習慣になっています。これは、マーケティングを学ぶ過程で習得した私のフレームワークです。この三つをしっかり考えて、ツボを押さえておけば、確認するポイントを外すことはまずありません。


p.119

会計やマーケティング以外では、法律についての知識も最低限必要になります。どんな業種にも通じるものとしては、個人情報保護法や著作権法、また訪問販売法や特商法(特定商取引に関する法律)についても基本的なことは知っておいたほうがいいでしょう。

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール [book]

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール / 小倉 広 (著)

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール

「33歳」という数字には、大きな意味はありません。
大学を卒業後、10年の節目を迎える歳というだけです。
内容から、30代全般の読者に向けて書かれているように思いました。

著者の主張、述べたいことが前面に出ているからか、会話調の文章が多いです。
が、読みにくいということはありませんでした。

40代以降の人生をよりよいものにしていくための基礎作りの羅針盤として、共感できるルールから試してみると良いかもしれません。
ただ、タイトルにもあるとおり「あたりまえだけどなかなかできない」ので、そこをうまく回していく仕組みが必要です。


以下、読書メモ。

p.22

「だって過去は変えられないじゃないですか。だったらそれはすべて良かったことにした方がいいんです。過去を活かすかどうかは自分で決められる。だから、過去に起きたことはすべていいことなんです。神様が何かを教えてくれているんです」


p.45

ノーブレス・オブリージュという言葉を覚えた。「高貴なるもの故のより高い責務」それが言葉の意味だった。つまり、位の高いものほど自分に厳しくあるべきだ、というフランスの言葉である。


p.72

「人生で最も大切なことは、最も大切なことを最も大切にすることである」


p.91

「小倉さん、睡眠時間が3時間でも平気になるコツがあるんですよ!」と。〜略〜「どんなに疲れていても、寝る前に必ずお風呂で湯船につかるんです。シャワーだけで済ませちゃいけません」。
〜略〜
そうすると眠りの深さが変わるんです。ぐっすり深く眠る。そうすると3時間で平気になるんです!


p.101

リーダーの欠点を笑う前に、こっそりと欠点を補ってあげるのだ。そしてリーダーの強みを引き出す。それがチームにとって最大の貢献になるからだ。


p.127

「相手のために」をやめて、「相手の立場に立つ」努力をしよう。こんなことを言ったら相手はどう思うだろうか?と。ポイントは「相手は」どう思うか?だ。


p.166

これから仕事が伸び盛りの人は不動産を買っちゃダメなんですよ。なぜかというと、その物件に縛られる。物件以上の男になれないんですね、

玄箱の HDD を交換 [linux]

[2008-09-06] に玄箱の HDD を交換したのですが、また空き容量が少なくなってきたのでより大容量の HDD に交換して容量を増やすことにしました。

現在の Seagate Barracuda ST31000340AS (1TB) から Seagate Barracuda ST31500541AS (1.5TB) に交換します。

Seagate Barracuda ST31500541AS は 秋葉原のクレバリー で 10,770円でした。


作業は、CD-ROM ブートの Ubuntu8.04 に新旧 HDD をそれぞれ USB 外付けで行いました。

まず、パーティションを作成します。
第1パーティション、第2パーティション (swap) は元の HDD と同容量にし、データ用の第3パーティションは MAX 確保しました。

元のディスクのパーティションはこんな感じ。

$ sudo fdisk /dev/sdb

このディスクのシリンダ数は 121601 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sdb: 1000.2 GB, 1000204886016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 121601 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

 デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdb1 1 261 2096451 83 Linux
/dev/sdb2 262 293 257040 82 Linux swap / Solaris
/dev/sdb3 294 121601 974406510 83 Linux


新しいディスクにパーティションを作成し、このようになりました。

$ sudo fdisk /dev/sdc

このディスクのシリンダ数は 182401 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sdc: 1500.3 GB, 1500301910016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 182401 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

 デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdc1 1 261 2096451 83 Linux
/dev/sdc2 262 293 257040 82 Linux swap / Solaris
/dev/sdc3 294 182401 1462782510 83 Linux

次に、パーティションをフォーマットします。

$ mkfs.ext3 /dev/sdc1
$ mkfs.ext3 /dev/sdc3


次に、元のディスクから新しいディスクにデータをコピーします。
Ubuntu 8.04 には dump, restore コマンドが入っていなかったので、今回は dd で行いました。

$ sudo dd if=/dev/sdb1 of=/dev/sdc1 bs=16k
1310281+1 records in
1310281+1 records out
2146765824 bytes (2.1 GB) copied, 99.8993 seconds, 21.5 MB/s
$ sudo dd if=/dev/sdb3 of=/dev/sdc3 bs=16k
60900406+1 records in
60900406+1 records out
997792266240 bytes (998 GB) copied, 44700.2 seconds, 22.3 MB/s


dd で行ったからか、前回は仮想マシンから作業していたからか、原因はわかりませんが、今回のほうがコピー時間は短かったです。
前回 64時間半が、今回は 12時間半でした。


次に MBR をコピーします。

$ sudo dd if=/dev/sdb of=mbr.img bs=512 count=1
1+0 records in
1+0 records out
512 bytes (512 B) copied, 0.0192365 seconds, 26.6 kB/s
$ sudo dd if=mbr.img of=/dev/sdc bs=446 count=1
1+0 records in
1+0 records out
446 bytes (446 B) copied, 0.0501263 seconds, 8.9 kB/s


さらに容量を増やしたパーティションのファイルシステムのサイズをパーティションのサイズ一杯まで増やします。

$ mkdir /mnt/sdc3
$ mount /dev/sdc3 /mnt/sdc3
$ sudo resize2fs -p /dev/sdc3
resize2fs 1.40.8 (13-Mar-2008)
Filesystem at /dev/sdc3 is mounted on /mnt/sdc3; on-line resizing required
old desc_blocks = 59, new_desc_blocks = 88
Performing an on-line resize of /dev/sdc3 to 365695627 (4k) blocks.
The filesystem on /dev/sdc3 is now 365695627 blocks long.


これで作業は完了。

新しい HDD を KURO-BOX に組み込み、起動してみます。

無事、起動しました。
空き容量が増えていることも確認できました。

HDD のスピンアップのタイミングが変わったからか、7200rpm から 5900rpm に変更して消費電力が減ったからか、LED 6 回点滅は発生しなくなりました。

Google AdSesne 最適化キャンペーン まとめ

- [2009-07-24-1] Google AdSesne 最適化キャンペーン (その1) 案内
- [2009-08-07-1] Google AdSesne 最適化キャンペーン (その2) 当選&提案予定
- [2009-08-29-3] Google AdSesne 最適化キャンペーン (その3) 提案
- [2009-09-10-2] Google AdSesne 最適化キャンペーン (その4) 実装を確認します
- [2009-09-24-2] Google AdSesne 最適化キャンペーン (その5) 実装を確認しました

Google AdSesne 最適化キャンペーン (その5)

「実装を確認します」メールから約 2週間、確認完了のメールが来ました。

xxx様

いつもお世話になっております。グーグルのxxxです。

大変お待たせいたしました。xxx様のサイト< http://blog.hirsky.com/changelog/> の実装状況を確認いたしました。
最適な実装がおこなわれておりますので、ぜひ他のページへもご反映ください。

こちらでも効果検証を行いますので、実装日と実装範囲、それに実装内容をご一報いただけると幸いです。

ご不明な点がございましたら、このメールへの返信でお尋ねください。

以上、よろしくお願いいたします。

VMware の肥大化した仮想ディスクを shrink する まとめ [vmware]

- [2009-09-21-1] VMware の肥大化した仮想ディスクを shrink する (その1)
- [2009-09-22-1] VMware の肥大化した仮想ディスクを shrink する (その2)
- [2009-09-23-1] VMware の肥大化した仮想ディスクを shrink する (その3)

VMware の肥大化した仮想ディスクを shrink する (その3) [vmware]

ホストで新しい仮想マシンの vmx ファイルを編集し、CD ブートを止めます。
ide1:0 の記述を下記のように変更します。

ide1:0.present = "TRUE"
#ide1:0.startConnected = "FALSE"

ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.fileName = "auto detect"

#ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
#ide1:0.fileName = "D:\systemrescued-x86-1.3.0.iso"


partimage からリストアした新しい仮想マシンを起動すると GRUB 表示のまま、止まってしまって起動しませんでした。

dd で MBR の回復を試してみました。
まず、肥大化した vmdx の仮想マシンを partimage のレスキュー CD から起動し、dd で MBR をバックアップ。

# mount /dev/sdb1 /mnt/backup
# dd if=/dev/sda of=/mnt/backup/mbr bs=512 count=1


新しい仮想マシンを partimage のレスキュー CD から起動し、dd で MBR をリストア。

# mount /dev/sdb1 /mnt/backup
# dd if=/mnt/backup/mbr of=/dev/sda bs=446 count=1


これでも GRUB 表示のまま、止まってしまって起動しませんでした。

次に試したのが、grub-install。
新しい仮想マシンを partimage のレスキュー CD から起動し、下記を実行。

# mount /dev/sda1 /mnt
# grub-install --root-directory=/mnt /dev/sda1


これで GRUB が無事起動しました。


以上でやっと空き容量のある新しい HDD で shirnk したい仮想マシンが起動したので、vmware-toolbox を起動し、shink します。

# sudo vmware-toolbox


[Shrink] タブを開き、shrink するパーティションを選択し、[Shrink] ボタンをクリックします。


"Shrink Disk" ダイアログが表示されるので、[Yes] をクリックします。

VMware の肥大化した仮想ディスクを shrink する (その2) [vmware]

次に、partimage でバックアップしたイメージをリストアします。

まず、ホストでリストア先の仮想ディスクを作成します。
コマンドプロンプトで下記を実行します。

C:\>H:
H:\>qemu-img.exe create -f vmdk <例えばゲストのマシン名>.vmdx 500G


次に、vmx ファイルなど仮想マシンファイル一式を空き容量のある HDD の、上記リストア先の仮想ディスクを作成したディレクトリにコピーします (ホスト上で行う)。

[2009-09-21-1] の作業を行った後の vmx ファイルをコピーすると、partimage のレスキュー CD ISO からブートし、/dev/sdb が認識されるので、そのまま仮想マシンを起動します。

fdisk /dev/sda でパーティションを作成し、mkfs.ext3 /dev/sda1 でフォーマットします。
パーティションの構成、サイズは [2009-09-21-1] で記録した内容と同じにします。
Linux swap パーティションも作成します。

partimage のイメージを保存した /dev/sdb1 をマウントします。

# mount /dev/sdb1 /mnt/backup


そして、partimage を起動し、/mnt/backup/<例えばマシン名>.000 を /dev/sda1 にリストアします。

# partimage


- Partition to save/restore: sda1 を選択
- Image file to create/use: /mnt/backup/<例えばマシン名>.000
- Action to be done: "Restore partition from an image file" を選択
キーボード F5 を押します。

次の画面ではすべてデフォルトのままキーボード F5 を押します。

[OK], [Yes] をキーボード Enter で押すとリストアが始まります。

ここで問題発生。


リストア時に 'Can't read block 0 from image' というエラーが出てリストアができません。

調べてみたところ I fixed my restore problems! / www.partimage.org を見つけました。

サイトのスクリプトを少し修正して、下記スクリプトを作成し、実行したところうまくいきました。

#!/bin/bash
# this bash-code expects the backup files as $BACKUPSET.000,
# $BACKUPSET.001, etc. Modify to match your environment.
BACKUPSET='/mnt/backup/<例えばマシン名>'
RESTORE_OPTS='-b'
DEVICE='/dev/sdb1'

toskip=0
{
  for partfile in $BACKUPSET.*; do
      cat $partfile | dd skip=$toskip 2>/dev/null
      toskip=1
  done;
} | partimage $RESTORE_OPTS restore $DEVICE stdin


今回はイメージ作成時に無圧縮を指定したので cat を使用していますが、Compression level: Gzip を指定した場合は cat を zcat に変更すること。

その後、partimage で MBR もリストアしました。

VMware の肥大化した仮想ディスクを shrink する (その1) [vmware]

VMware の仮想ディスク (.vmdx) は仮想マシンで使用した容量分のサイズに徐々に大きくなっていくのですが、逆に仮想マシンでファイルを削除してもサイズは小さくなりません。

放っておくと vmdx ファイルが肥大化してくるので、たまに shrink してやります。
shrink すると、使用していない容量分を解放し vmdx ファイルを小さくできます。

shrink は仮想マシンの vmware-toolbox から行います (ゲストが Linux の場合)。

# sudo vmware-toolbox


[Shrink] タブを開き、shrink するパーティションを選択し、[Shrink] ボタンをクリックします。


"Shrink Disk" ダイアログが表示されるので、[Yes] をクリックします。


ここで、ホスト側に shrink 後の vmdx ファイルのサイズ分の空き容量がないと、先に進めないようです。


今回は空き容量がなかったので、いったん仮想マシンを終了し、肥大化した vmdx ファイルを空き容量のある HDD に移動して、再度仮想マシンを起動、shrink することにしました。

しかし、ここで問題発生。
vmdx ファイルを Windows エクスプローラでコピー中に CRC エラーが出てコピーが途中で異常終了していまいます。

コピーでは CRC エラーが出るものの仮想マシンは起動できるので、別の方法を取ることにしました。

仮想マシンを partimage のレスキュー CD ISO から起動し、vmdx の中身を空き容量のある HDD に置いた別の vmdx ファイルにバックアップすることにしました。

まず、partimage のレスキュー CD ISO はホストでダウンロードし、適当な場所に置きます。

次に、ホストで vmx ファイルを編集し、CD ISO からブートするようにします。
ide1:0 の記述を下記のように変更します。

ide1:0.present = "TRUE"
#ide1:0.startConnected = "FALSE"

#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
#ide1:0.fileName = "auto detect"

ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.fileName = "D:\systemrescued-x86-1.3.0.iso"


さらに partimage のイメージのバックアップ先となる仮想ディスク (vmdx) を新たに作成します (ホスト上で行う)。
コマンドプロンプトで下記を実行します。

C:\>H:
H:\>qemu-img.exe create -f vmdk partimage.vmdx 500G


作成した vmdx をゲストに認識させるために vmx ファイルに下記の記述を追加します。

ide0:1.present = "TRUE"
ide0:1.fileName = "H:\partimage.vmdk"
ide0:1.writeThrough = "TRUE"


以上で、仮想マシンを起動すると partimage のレスキュー CD ISO からブートし、/dev/sdb に新しく作成した仮想ディスクが見えます。

fdisk /dev/sdb でパーティションを作成し、mkfs.ext3 /dev/sdb1 でフォーマットします。
また、fdisk /dev/sda でパーティションの構成を表示し、記録しておきます (後で使用します)。

partimage のイメージの保存先として /dev/sdb1 をマウントします。

# mount /dev/sdb1 /mnt/backup


そして、partimage を起動し、/dev/sda1 を /mnt/backup にバックアップします。

# partimage


- Partition to save/restore: sda1 を選択
- Image file to create/use: /mnt/backup/<例えばマシン名>
- Action to be done: "Save partition into a new image file" を選択
キーボード F5 を押します。

- Compression level: None
- Options: "Enter description" のチェックを外す
キーボード F5 を押します。

[OK] をキーボード Enter で押すとバックアップが始まります。
バックアップが完了するとダイアログが表示されるので、[OK] をキーボード Enter で押し、終了します。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 [book]

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 / ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

農耕社会、産業社会、情報化社会の次に来る波を予測し、解説しています。
その波とは、「コンセプチュアル社会」だそうです。

その社会を生きるには、「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」といった新しい思考やアプローチが必要とのこと。

さらには、「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」といった資質を身につけるにはどうすればよいかといったことについても書かれています。

キーワードとしては、調和、共感、デザイン、右脳など。


以下、読書メモ。

pp.14-15

つまり、「第一の波(農耕社会)」は、アルゼンチンやオーストラリアが圧倒的に強い。日本のように農作物輸入を規制しているところは、農民も何とか食べているが、それは納税者の犠牲の上において成り立っているわけであり、早晩持ちこたえられなくなる。
「第二の波(産業社会)」は、世界の生産基地となった中国が持っていってしまった。ロボットもその一部で、いまでは、「介護ロボット」までつくるというところまできている。
して、「第三の波(情報化社会)」は、インドが世界のメイン舞台だ。これに中欧、アイルランド、オランダ、フィリピン、モーリシャス、マレーシアといった意外な国々が続いている。
こうなると、「われわれは、これからどうやって飯を食っていったらいいんだ」ということになる。つまり、「第三の波」は、いまや個人の安穏な生活を保障してはくれない。知的労働者といわれる人たちでさえも、インドやコンピュータの脅威にさらされているのである。
では、どうしたらいいのか。
そこで、「第四の波」のことである。
「第四の波」というのは、ピンクによれば、要するに、「情報化社会」から「コンセプチュアル社会」、つまり、既成概念にとらわれずに新しい視点から物事をとらえ、新しい意味づけを与えていくという流れだ。


p.18

ベートーヴェンの音楽は「理屈」であり「左脳型」なのだ。


p.19

一方、モーツァルトは純粋無垢だ。
〜略〜
この音楽を聴いている人も右脳が純粋に刺激されていく。
〜略〜
だから、ボケッと聞くなら、モーツァルトを流しているのがいちばん良いということだ。


p.20

本当にすごい人というのは、右脳からアイデアを出させて、左脳で評価することができる。「必要条件」が右脳から出てきたら、それが「十分条件」かどうかを左脳で判断する。


p.27

本書では六つの重要な資質について考える。
私はこれを「六つのセンス(感性)」と呼んでいるが、仕事上の成功を収められるか、生活に満足を得られるかは、この「六つのセンス」に大きく左右されるようになる。
「六つのセンス」とは、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいだ。


p.28

その新しい時代を動かしていく力は、これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、そこで重要になるのが「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である。
「ハイ・コンセプト」とは、パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、などだ。
「ハイ・タッチ」とは、他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである。


pp.102-103

1. 他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか
2. コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか
3. 自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか

1と2の答えがイエス、あるいは、3の答えがノーだとしたら、あなたが抱える問題は深刻だ。


p.103

大いに発展したハイテク力を、「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」で補完する必要がある。


p.120

豊かさ、アジア、オートメーションに翻弄されている世の中では、「左脳主導思考」は必要ではあるが、もはやそれだけでは不十分であり、私たちは、「右脳主導思考」に磨きをかけて、「ハイ・コンセプト、ハイ・タッチ」の資質を身につけなければならない。
対価の安い海外のナレッジ・ワーカーにはこなせず、処理能力の速いコンピュータにもできない仕事、また、豊かな時代における美的感覚と感情的・精神的要求を満たせるような仕事を行わねばならないのだ。


pp.122-124

1 「機能」だけでなく「デザイン」
商品やサービス、あるいは、体験やライフスタイルにおいても、もはや単に機能的なだけでは不十分だ。外観が美しく、感情に訴えかけてくるものを創ることは、今日、経済面において不可欠なことであり、個人のためにもなることである。

2 「議論」よりは「物語」
情報とデータがあふれた今日の生活では、効果的な議論を戦わせるだけでは十分ではない。必ず、誰かがどこかであなたの議論の盲点を突き、反論してくるからだ。説得やコミュニケーション、自己理解に肝心なのは、「相手を納得させる話ができる能力」なのである。

3 「個別」よりも「全体の調和」
「産業の時代」と「情報化時代」の大半を通じて、何かに焦点を絞ったり、特化したりすることが重視されてきた。だが、ホワイトカラーの仕事がアジアへ流出し、ソフトウェアに取って代わられるようになるにつれ、その対極にある資質に新たな価値が見出されるようになった。それはバラバラなものをひとまとめにする能力で、私が「調和(シンフォニー)」と呼んでいるものだ。今日、最も重視されるのは、分析力ではなく総括力、つまり全体像を描き、バラバラなものをつなぎ合わせて印象的で新しい全体像を築き上げる能力である。

4 「論理」ではなく「共感」
論理的思考力は、人間に備わった特徴の一つである。だが、情報があふれ、高度な分析ツールのある世の中では、論理だけでは立ち行かない。成功する人というのは、何が人々を動かしているかを理解し、人間関係を築き、他人を思いやる能力のある人である。

5 「まじめ」だけでなく「遊び心」
笑い、快活さ、娯楽、ユーモアが、健康面でも仕事面でも大きな恩恵をもたらすということは、数多くの例により証明されている。もちろん、まじめにならなければならない時もある。だが、あまり深刻になりすぎるのは、仕事にとっても、満足の行く人生を送るためにも、悪い影響を及ぼすことがある。「コンセプトの時代」では、仕事にも人生にも遊びが必要なのだ。

6 「モノ」よりも「生きがい」
私たちは、驚くほど物質的に豊かな世界に住んでいる。それによって、何億もの人が日々の生活に苦しむことから解放され、より有意義な生きがい、すなわち目的、超越、精神の充足を追い求められるようになった。


p.129

デザインは、古典的な全体思考能力だ。ヘスケットの言葉を借りれば、「実用性」と「有意性」の組み合わせである。
コマーシャルデザイナーは、読みやすいパンフレットを手早く作り上げる必要がある。これが「実用性」である。
だが、パンフレットとして最大の効果を上げるには、言葉では表現しきれないアイデアや情感を読む人に伝えなくてはならない。これが「有意性」である。


pp.158-159

カリム・ラシッドにアドバイスを求めたところ、「カリマニフェスト」とも言える彼のモットーを教えてくれた。生活とデザインに関する指針が五〇のポイントにまとめられているものだが、そのうちのいくつかを紹介しておこう。
1 専門的になるな。
5 ものを作り出す前に、そのアイデアやコンセプトがオリジナルのものなのか、それには本当に価値があるのかどうかを自問してみること。
6 自分が経験してきた仕事についてすべて理解し、その上で何か新しいものをデザインする時には、前のものは全部忘れてしまうこと。
7 「やれたはずなんだけど」とは決していわない。それは、やらなかったことだからだ。
24 モノではなく、「経験すること」にお金を使え。
33 「普通」というのはいいことではない。
38 世の中には三種類の人間がいる。文化の創造者、文化の消費者、文化など意に介さない人。最初の二種類の人間のどちらかになるようにする。
40 一つのことにこだわらず、広く物事を考える。
43 生活で最も重要なのは「経験」である。そして、アイデアの交換や他人との触れ合いこそ、本来の人間のありかただ。場所や対象物によって、経験の印象が強まったり、台無しになったりすることがある。
50 今この場が、私たちにとってすべてである。

これらの言葉は、数多くの作品を生み出し、世界で最も多彩で、高い評価を得ているデザイナー、カリム・ラシッドからの引用である(詳細は www.karimrashid.com を参照)。


p.170

事実というのは、誰にでも瞬時にアクセスできるようになると、一つひとつの事実の価値は低くなってしまうものなのだ。そこで、それらの事実を「文脈」に取り入れ、「感情的インパクト」を相手に伝える能力が、ますます重要になってくるのだ。
そして、この「感情によって豊かになった文脈」こそ、ものを語る能力の本質なのである。


p.205

シンフォニーとは、バラバラの断片をつなぎ合わせる能力である。
「分析する」というよりも「統合する力」であり、「一見、無関係に思える分野に関連性を見出す力」、「特定の答えを出す」というよりも「広範なパターンを見つける力」、そして「誰も考えなかったような要素の組み合わせから新たなものを創造する力」なのだ。


p.225

「一般人と卓越したリーダーとを分かつものは、一つの認知力でしかなかった。それは、パターン認識力だ。全体像をとらえて考えることで、周囲を取り巻く多種多様の情報から意義のあるトレンドを選び出し、将来に向けての戦略的思考ができるのである」

第二回落語大秘演會 伊藤園 笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR 2009-2010 WHITE ファーストシーズン [レジャー]

第二回落語大秘演會 伊藤園 笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR 2009-2010 WHITE ファーストシーズン

知らなかったのですが、[2007-10-27-2] に歌舞伎座に観に行った『鶴瓶のらくだ』は第一回目の落語大秘演會だったのですね。

今回はその第二回です。
ファーストシーズンとセカンドシーズンの二期に分け、JAPAN TOUR の文字通り全国を縦断して行われます。

今日は、ファーストシーズンの東京ラウンドの最終日で、ゲストは上方落語協会会長 桂三枝さんです。

タイムテーブルはこんな感じでした。
18:00-18:17 オープニング。鶴瓶さんの立ち話
18:17-18:46 スクリーン映像 (写真) による三枝さんと鶴瓶さんの経歴紹介、その後、鶴瓶さんの私落語「青木先生」
18:46-19:14 桂三枝さんによる創作落語「赤とんぼ」
19:14-19:30 中入り
19:30-19:52 桂三枝さんによる創作落語「メルチュウ一家」
19:52-20:42 鶴瓶さんによる古典落語「たち切れ」

「青木先生」は『鶴瓶のらくだ』でも観ましたが、2回目でストーリーがわかっていても、まったく飽きることなくおもしろいです。

続いて、桂三枝さんによる創作落語「赤とんぼ」。
童謡好きの部長とそれに付き合わされる社員のお話。
鶴瓶さんが、「三枝さんはこれまで 210 の創作落語を作っていて、その全部がおもしろい。」と言っていたことがよくわかりました。
こんな大御所に、こんなことを言うのは失礼かもしれませんが、とにかくおもろいです。
ストーリーの流れ、あいだに挟む小ネタ、そのすべてが計算され、一体感を持って 1 つの作品になっているように感じました。
歌もうまかったです。

中入りを挟んで、桂三枝さんによる創作落語「メルチュウ一家」。
おじいちゃんが家の電話に出ず、心配なのでケータイを持たせ、メールを教えるという話。
ケータイを痛烈に皮肉りながら、誰もがあるある、と感じられる内容です。
中入りを挟んだものの、自分の独演会ではないのに、同じ客に 2席連続というのはやりにくいような気もしますが、こちらもウケにウケていました。

最後は、鶴瓶さんによる古典落語「たち切れ」。
オチがわかりにくいと言うことで、あらかじめオチを説明するという大胆な始め方でした。
こう言うと誤解があるかもしれませんが、笑いはほとんどなしの聴かせる落語でした。
場内がシーンと聴き入っている雰囲気で、ワハハ、ガハハのおもしろさとは違う楽しみがありました。
相変わらず噛みますが、それは味ということで。


2 時間 40分、大満足の完璧な公演だったと思います。
セカンドシーズンも楽しみです。
入場時に配られたパンフレットにセカンドシーズンの東京公演来場者チケット先行予約 URL があったので、早速抽選に申し込みました。


本題とは外れますが、畜生にはやる、人間にはあげる、一本立ちの由来、など勉強にもなりました。

Google AdSesne 最適化キャンペーン (その4)

提案の実装を行い、

【最適化案 実装手順のお願い】
本最適化案をそれぞれのページにテスト導入いただきましたら、このメールへの返信でテスト導入されたことをお知らせください。実装状況に改善の余地があるかどうかやプログラムポリシーに準拠しているかどうかを確認し、お返事いたします。
実装に問題がないことが確認され、またテスト導入ページでの効果が確認できましたら、他のページへも最適化案を反映ください。

に従い、実装完了メールしました。


翌日に、Google AdSense チームから「実装を確認します」とのメールが来ました。

xxx様

お世話になっております。グーグルのxxxです。

この度は最適化をご導入いただきありがとうございます。
早速、xxx様のサイト<http://blog.hirsky.com/changelog/>の実装状況を確認いたします。
確認が済み次第、お返事を差し上げますので、しばらくお待ちください。

この他ご不明な点がございましたら、このメールへの返信でお尋ねください。

以上、よろしくお願いいたします。

豚とこむぎ 五反田 [food]

ラーメン(小)、無料トッピングの野菜、ニンニク追加を頂きました。
券売機で券を購入し、トッピングは席を案内している店員さんに聞かれました。
20時半ごろ到着で、行列はなし。2,3分ほど待ちました。

スープは醤油豚骨の、醤油がかなり強めです。

麺は太めのストレートです。
極太までは行きません。
小でも十分の量です。

トッピングにより野菜は大盛りになりました。
ニンニクはおろしニンニクです。
かなり匂いがするので、食後少し後悔しました。


スープがぬるめだったのが残念です。
全体的な味も好みのものではありませんでした。

700円。

葉月 雪が谷大塚 [food]

一番人気の味玉ラーメン (900円) を頂きました。

麺はつけ麺用のような極太麺です。
スープも、魚介ベースのつけ麺用のラーメン版といった感じです。

つけ麺で有名な六厘舎のメニューにある中華そばは食べたことがないのですが、もし食べたらこんな感じなんだろうな、と想像できるようなラーメンです。

逆に葉月でつけ麺を食べると、魚粉こそないものの、かなり六厘舎に近いのではないかというような麺、スープでした。

メンマはだしがよく染みていて他のお店と違う感じです。
和風な感じがしておいしかったです。

味玉は味濃いめでした。
半熟ではありません。

ボリュームがあるので、小食の人は小盛がおすすめです。

フラワーギフト Hanaimo で 49日法要のお花を頼んでみた

http://www.hanaimo.com/

フラワーギフト Hanaimo で 49日法要のお花を頼んでみました。
予算や希望のイメージに合わせて、お花をアレンジしてくれます。

8/24 注文、8/26 出荷で、9/1 に商品の完成画像が送られてきました。

フラワーギフト Hanaimo

写真は 8,400円の「白基調のお悔やみアレンジメント」です。
できはまずまず良かったのではないでしょうか。