2009 年 5 月に読んだ本 [book]
今月は 5 冊読みました。
* ライト・ポータブル・コード 複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法 / Brian Hook (著), 鵜飼 文敏 (翻訳), 田郷 明 (翻訳)
ref.[2009-05-29-1]
* かしこいカップルが最後に笑う 2人で4倍豊かになる9ステップ / デヴィッド・バック (著), 桜井 祐子 (翻訳)
ref.[2009-05-24-1]
* ソロスは警告する 超バブル崩壊 悪夢のシナリオ / ジョージ・ソロス (著), 松藤 民輔 (解説) (著), 徳川 家広 (翻訳)
ref.[2009-05-18-1]
ref.[2009-05-17-1]
ref.[2009-05-16-1]
蜂屋 旭川 五条支店 [food]
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1000269/
チャーシューしょうゆラーメン こってり (900円) を頂きました。
「こってり」とは、背油ではなく、表面に膜をつくっている透明な油 (ラード?) のことのようです。
スープがとても黒いので、濃い味を心配しましたが、大丈夫でした。
色が濃いのは表面だけで、下には白いスープが隠れていました。
チャーシューは、薄いタイプです。
味がしみていて、パサついた感じはなく、おいしかったです。
生姜が添えてあるのが、変わっていました。
お店は、旭川でこれまで訪れたラーメン店で一番お客さんが多く、活気がある感じがしました。
今のところ、個人的な旭川らーめんランキングでは、蜂屋、一蔵、天金、山頭火、梅光軒といった順です。
ライト・ポータブル・コード 複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法 [book]
ライト・ポータブル・コード 複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法 / Brian Hook (著), 鵜飼 文敏 (翻訳), 田郷 明 (翻訳)
副題の通り、複数プラットフォームに移植可能なソフトウェアの開発技法が広くまとまっています。
それぞれについては知っていたり、聞いたことがある内容が多いです。
しかし、それらをまとめておさらいすることで、移植性について考え直すことができました。
実は、コードの書き方うんぬんより、第1章「『移植性』という概念」に書かれている考え方が、本書で最も重要な部分なのかもしれません。
p.12
移植という作業を、編集やデバッグと同じように、1つの独立した段階として進めたいと思うかもしれません。しかし、「移植性を意識する」というのは、単なる1つの「手順」ではありません。プログラマーが実行する具体的な作業1つひとつに付加されなければならない、すべてを包含している「精神状態」なのです。
p.13
重要なのは、「コードを移植すること」と「移植可能なコードを書くこと」は別物だという事実を認識しておくことです。つまり、前者は「治療」であり、後者は「予防」です。プログラマーが悪習を身に付けてしまい、その副作用を後になって治そうとするよりも、できることなら今のうちに予防接種を施しておきたいところです。この「予防接種」を実現するには、移植可能なコードを作成する習慣を積極的に身に付け、その習慣が「習性」になるまで、つまり、意識の奥底に組み込まれ、プログラマーの思考の水面下で常に泳ぎ続ける「直感的理解力」となるまで、訓練することです。
かしこいカップルが最後に笑う 2人で4倍豊かになる9ステップ [book]
かしこいカップルが最後に笑う 2人で4倍豊かになる9ステップ / デヴィッド・バック (著), 桜井 祐子 (翻訳)
第2章「あなたの人生で、お金はどんな役目を果たすのか?」によるお金に対する考え方、第3章「一緒に計画、一緒に成功」による実践方法はとても参考になりました。
第5章「退職金のカゴを作る」は、よくある給料から天引きして資産を作り、複利で増やしていく方法について述べられています。
第6章「安心のカゴを築く」は、遺言書、医療保険、生命保険、所得補償保険、介護保険などについて。
以下、読書メモ。
p.56
「では、お金があるおかげで実現できるあなたの価値観とは何ですか?」ほとんど全員が、ぽかんと私を見上げていた。「オーケー、それじゃちょっとしたヒントをさしあげましょう」。私はプロジェクターで価値観の一覧表を映し出した。そこには「自由」「幸福」「愛情」「健康」「社会貢献」といった言葉が並んでいる。
「これは価値観の一例です。そこで、みなさんがどんな価値観を思いつくか、実際にやってみましょう。自分の人生を振り返ってみてください。あなたにとって一番大切な価値観は何ですか?あなたが人生に求めるものは、何ですか?」
pp.59-60
「私がいつも面白いと思うのは、人生の指針となっている価値観を挙げるよりも、手に入れたいものを挙げる方が、ずっと簡単だということです。でも本当は、ものを手に入れることよりも、自分の価値観を理解して、それに即した人生を送ることの方がずっと大切なんですよ。残念なことに、自分の価値観を真剣に見つめることをしないで、物欲だけを追求して人生を終えてしまう人が本当に多いんです。
p.61
あなたとパートナーが二人の価値観を最優先に考え、物欲を二番目に回すだけで、刺激的で意欲的な人生をいますぐにでも歩み始めることができるのだ。なぜなら、価値観を理解すれば、必然的に自分が望む人生を生きるようになるからだ。正しいことをするために「自分を動機付ける」必要もない。
p.66
では、自分が人生に何を求めているのかを、はっきりと自覚するにはどうすればよいだろうか。ただ一つ必要なのは、自分にとって一番大切だと思う五つの価値観を見極めて、それに基づいて自分の人生を設計することだ。
p.105
オキテ二
目標は具体的かつ詳細に、そして期限を設定すること
p.108
オキテ四
四十八時間以内に目標達成に向けた行動を開始する
p.109
オキテ五
助けてくれる人を列挙する
p.126
お金を浪費するのは簡単だ。とりわけ、ちょとしたもので浪費するのは。「ラテ・マネー」とはつまりこのことだ。これは、私たちがちょっとしたものに費やす少額のお金を指す言葉だと考えてほしい。困ったことに、ちょっとしたお金は積もり積もって、気が付いた時には何百万ドルが無駄になっていることさえあるのだ。
p.278
では実際、あなたとパートナーは、自分の能力に見合った報酬を受け取っているだろうか?答えはおそらくノーだろう。とっくの昔に昇給してもいいはずだと思っているに違いない。でも、問題はこういうことだ。昇給はタナボタ式にはやって来ない、自分の手で勝ち取るものだということだ。これを念頭に、次の二つのことを考えてほしい。(一) あなたたちは、今より多くの収入を得る資格がある。そして (二) この状況を変えるのは、あなたたち自身だということだ。「従業員であれ社員であれ、自分がいくら稼ぎ、今度いつ昇給を得るかは、自分自身の責任である」というこの単純な考え方、それが、私が「積極型収入」と名付けた強力なコンセプトの基本だ。
pp.295-296
私の提案は、上司と面会を取り付けて、今よりも有意義な仕事をするためにはどうすればよいか、相談してみることだ。自分は何としても仕事の質を高めたいと思っているので、五分だけ時間を頂いて、お話を伺いたいと上司に言ってみよう。面談にはメモ用紙とペンを持って臨み、自分はこの面談で次の二つのことを知りたいのだと上司に告げる。(一) 自分が現在やっている仕事の中で、一番会社のためになっている仕事はどれか、そして (二) 会社の価値をもっと高めるために、自分にできることは何かほかにあるか。やるべきことはそれだけだ。あとは上司の言い分に耳を傾けてメモを取るだけでいい。上司が話し終わったら、自分が理解した内容を復唱する。それから、アドバイスに基づいて行動計画を実行してみるので、数日後にまた面会したいと申し出よう。
もしあなたが自営業者なら、基本的に同じことを顧客に対して実践すればいい。
p.300
新しい仕事を探すときは今なのだと肝に銘じよう。あなたには今の会社を辞める気はさらさらないかもしれないし、現状に満足しているかもしれない。しかし、外の世界に何があるかを知らなければ、どうして自分にとって何が一番良いかがわかるだろう?
ソロスは警告する 超バブル崩壊 悪夢のシナリオ [book]
ソロスは警告する 超バブル崩壊 悪夢のシナリオ / ジョージ・ソロス (著), 松藤 民輔 (解説) (著), 徳川 家広 (翻訳)
著者が本書で最も述べたいのは「再帰性」について。
言っていることはわかるのですが、それをどう投資に活かしていくかは難しいです。
以下、読書メモ。
p.3
「再帰」とは「人間」と「周囲の出来事」の双方が、互いに影響を与えあうことで変化し続ける、相関的なイメージととらえればよい。
p.44
私たちは世界の一部であるために、その世界を完全な形では理解しえない。特に、人間が人間社会について理解しようとすると、観察者である人間もまた観察対象である人間社会の一部であるという事実が、理解の妨げとして最大の障碍となる。
一方で人間は、自分が生きる世界を知識として理解しようとする。私はこれを「認知機能」と呼ぶ。その一方で人間は世界に影響を与えようとし、自分にとって都合のよいように改造しようともする。かつて私はこれを「参加機能」と呼んでいたが、今では「操作機能」と呼ぶほうが適切であると考えている。
仮に、認知機能と操作機能の二つの機能が互いに関わり合うことがなければ、どちらの機能もその目的を完全に達成しうるであろう。〜略〜だが、この仮定には問題がある。
pp.48-49
たとえば、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで私の指導教官だったライオネル・ロビンズは、経済学は需要と供給の間の関係だけを扱うものであり、需要と供給のそれぞれが、どうやって決まるのかは、経済学の対象外だと主張した。
〜略〜
私は、この合理的期待仮説は、金融市場の働きをほぼ完全に誤解していると考える。この仮説は、今や学界の外ではほとんど見向きもされないが、金融市場が自己修復的であり、均衡値に向かって収斂していくという彼らの考え方自体は、今や金融市場において重要な役割を演じるようになった、この誤った理論が、依然として複雑な金融商品や評価モデルの基礎なのだ。
p.76
人間は単に状況の観察者であるのみならず、参加者でもある以上、人間が入手しうる知識は不完全なものでしかなく、行動の指針としては不十分である。よって、何度か繰り返し述べているように、人は不完全な知識にもとづいて決断を下さざるをえない。これが「間違いうる可能性」すなわち「可謬性」である。「可謬性」なくして「再帰性」はない。人間が完全な知識にもとづいて決断しうるのであれば、再帰的な状況の特徴である不確実性は除去されるからだ。
pp.94-95
ブッシュ政権はテロとの戦争を口実にイラクに侵攻した。これは情報操作としては史上屈指の成功例だが、同時にその結果はアメリカにとってはもちろん、ブッシュ政権にとっても破滅的としか言いようのないものだった。今やアメリカ市民は目を覚ましつつある。まるで悪夢が過ぎ去ったかのようだ。現実は厳しく、真実を操作すれば、いずれ自らが傷つく。私たちの行動がもたらす結果が、私たちの期待からずれることは、しばしばある。同様に、たとえどれほど権力があろうと、自分の意志を一方的に全世界に押しつけることは出来ない。まず、世界がどのような仕組みで動いているかを、学ばなくてはならないのだ。完全な知識は、人の手が届くものではない。だが、可能なかぎりそれに接近しようとする努力は放棄してはならない。やはり、現実を理解することは、現実を操作することに対して優先されるべきなのである。
ラクをしないと成果は出ない [book]
成果を出すための 100 のアイデアが掲載されています。
100 個のアイデア本はよくありますが、無理やりネタ付け足して 100 個にしたように感じるものが多いです。
一方、この本は当たりネタが他のノウハウ本よりも多いと感じました。
以下、読書メモ。
p.19
もう一つ、私たちが吉村さんから学ぶべき仕事術は、「インプットが三分の一程度になったらアウトプットを始める」という方法です。
取材途中でゴールを意識して書き始めると、どんな情報が無駄で、どんな情報を新たに仕入れるべきかが、はっきりします。インプットがさらに合理化できるわけです。
p.52
「これはたぶん、ウソだな」
人の話を聞いていても会社案内などを見ていても、そう感じることがあります。
次なるステップは、ウソを暴くことではありません。
誰でも何かしら嘘はつきます。言いたくないことを黙っているという行為をウソに含めれば、往々にしてそれは、その人にとって隠したい部分だったりします。
p.53
その人が言葉にしないこと、別の言葉で覆い隠そうとしていること――。ここに本質が潜んでいる場合もあると、知っておく必要があるでしょう。
p.85
すべての仕事は外との付き合いで成り立っています。ビジネスマンたるもの、常にどんな仕事の依頼が来るかを予測し、自分の能力・時間に照らし合わせて「できる仕事」はなにかを把握しておく。そうすれば、相手の依頼に即答できるようになります。
pp.88-89
自爆法則には三つあります。
法則その一は、嫌なことに二つ以上の理由をつけること。
〜略〜
反対する一つ一つの理由に「全力の本音」がないために、簡単に論破されてしまいます。それどころか、「あいつは信用できないやつだ」と思われかねません。
それならば、単純に「馬肉が嫌なんだ」で押し通したほうがいいのです。相手はその主張を受け入れるか受け入れないかで、余計なわだかまりは生まれません。
pp.204-205
三〇秒ルールの根拠その一は、アイデアとは三つの要素で成り立っているから。
新鮮でおもしろいことは、既存のことを三つ結びつけてできています。
〜略〜
つまり「セカンドライフで、村上隆さんがプロデュースする、ファッションショーをやろう」というように、一つ一つは知っているけれど、本来結びつかないものを結びつけたものが新鮮なアイデア。一つの話の説明を一〇秒ですませても、三つあるから、三〇秒となります。
Porc Poulet (ポプーレ) 旭川 [food]
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1005048/
夕食に利用しました。
アラカルトで、カルパッチョとパスタを頂きました。
お通しは、パンにペースト。
ペーストの味が濃いめなので、アルコールには合いそうです。
が、今回のドリンクはジンジャエールでした。
カルパッチョは、炙りスズキ 野菜とドライトマトのソース。
スズキはとても肉厚にスライスされていて食べごたえがありました。
ソースは酸味が効いてさっぱりとした感じでした。
パスタは桜鱒と春野菜のバジルクリームソース。
1人前なのでハーフサイズで。
野菜はアスパラガスとズッキーニだけでした。
もうちょっと野菜の種類とボリュームが欲しかったです。
ソースは、バジルは香る程度で、メインはクリームです。
ちょっとこってりです。
4,400円。
味は悪くないですが、ちょっと高いと思いました。
会社の電気はいちいち消すな [book]
サブタイトル「コスト激減100の秘策」に対応するのが 3章の「節約術 100連発」ですが、よく知られた内容が多く、「激減」や「秘策」は言い過ぎだと感じました。
以下、読書メモ。
p.137
私は、本章で節約・コスト削減のために利用すべき人間特性について三つのことをあげた。* 人間は、愉しいこと、自分の利益になることしか進んでやろうとしない
* 人間は、ルールやシステムがないと、高い倫理観を持ち続けられない
* 人間は、強制的にやらされることしか達成できない
吉野家の牛皿の量 実測 [food]
吉野家の牛皿を持ち帰ったので、それぞれ何グラムか量を量ってみました。
牛皿大盛り 198.0g (容器込み)、大盛りの容器 17.5g なので、具の容量は 180.5g でした。
牛皿並盛り 148.0g (容器込み)、並盛りの容器 17.5g なので、具の容量は 130.5g でした。
吉野家で公表されているカロリーから量を計算すると、並盛り:大盛り:特盛り = 1:1.27:1.96 となります。
実測では、並盛り:大盛り = 1:1.38 となりました。
ちなみに牛皿大盛りは 380円、並盛りは 280円です。
並盛りは 2.15円/g, 大盛りは 2.11円/g です。
大盛りでもあまりお得感はありませんね。
今回は特盛りは量れず。
ご飯は家で用意し、牛丼として頂きました。
こどもの日なので柏餅 [行事][food]
端午の節句ということで、柏餅を食べました。
たかのチェーン 戸越銀座店で柏餅 (こしあん)と草餅を購入しました。
柏餅はこしあん、つぶあん、みそあんがありますが、バラ売りはしていなく、3個セットのみでした。
390円。
旭川 お城の鯉寿し [food]
寿し弁当(藤)を頂きました。
お寿司、お刺身、煮物、天ぷら、お吸い物のセットです。
同じく旭川の和食屋 白梅と比べると、お刺身はお城の鯉寿しの方がみずみずしく、おいしかったです。
天ぷらは白梅の方がよかったかもしれませんが、こちらもおいしかったです。
どちらのお店もはずれなく、コストパフォーマンスもよいと思います。
2,310円。
連れの注文の江丹別そばも、とてもおいしかったです。
旭川名物と言えば、ラーメン、ジンギスカン、塩ホルモンが有名ですが、江丹別そばは食べて損はないと思います。
次回は寿司そばセットにしようかと思います。
BISTRO 梅寿宴 旭川 [food]
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1004466/
夕食に目玉焼きハンバーグ + カップスープ、サラダ、ライスのセットを頂きました。
サラダはごく普通。ホワイトアスパラが載っていました。
カップスープはミネストローネでした。
味はあっさりしています。
薄味が好みなのでよかったです。
ハンバーグは、ナイフで切ると肉汁ジュワ〜というのを期待していたのですが、肉汁は出てきませんでした。
目玉焼きは半熟で、デミグラスソースと一緒にハンバーグとからめて食べると、おいしかったです。
接客は、よくあることですが、皿で皿を押しのけるのはいかがなものかと。。
ハンバーグ 800円 + セット 400円で 1,200円。
セットはパンも選べます。