2011年 10月に読んだ本 [book]
今月は 6冊読みました。
* スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則 / カーマイン・ガロ (著), 外村 仁 解説 (その他), 井口 耕二 (翻訳)
ref.[2011-10-31-1]
* 日本の未来について話そう / マッキンゼー・アンド・カンパニー (編集)
ref.[2011-10-30-1]
ref.[2011-10-14-1]
* デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手 / ハルトムット・エスリンガー (著), 黒輪 篤嗣 (翻訳)
ref.[2011-10-11-1]
* 日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ / 飯尾 潤 (著)
ref.[2011-10-06-1]
* たった1分で人生が変わる片づけの習慣<実践編> / 小松 易 (著)
ref.[2011-10-02-1]
スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション [book]
スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則 / カーマイン・ガロ (著), 外村 仁 解説 (その他), 井口 耕二 (翻訳)
スティーブ・ジョブズが行うイノベーションについて、ジョブズの言葉や行動から、その秘密を分析しています。
簡単に言うと、イノベーションを行うためには、自分が大好きな分野で、情熱を持って、顧客体験本位の成果を出す、ということになります。
しかし、頭ではわかっていてもやり切ることは難しい。
本書でも述べられているとおり、アイデアは単なるアイデアでそれ自体に価値はなく、実行してはじめてイノベーションとなります。
では、実行するにはどうすればよいか。
自分が大好きな分野を見つけることがキーのようです。
自分が大好きな分野であれば、自然と情熱がわいてきて、たとえ困難に直面しても、あきらめずに乗り越えられる。
では、自分が大好きな分野を見つけるにはどうすればよいか。
それには、解はなく、とにかく幅広く経験を広げるしかないようです。
アップルとスティーブ・ジョブズに焦点を当てていますが、ジョブズ周辺の寿司職人やデザイナーのエピソードなども登場し、エレクトロニクス分野だけでなく、他の分野の仕事にも応用できる内容となっています。
日本の未来について話そう [book]
日本の未来について話そう / マッキンゼー・アンド・カンパニー (編集)
本書は、世界をリードする65人が日本の未来について執筆したものを、マッキンゼー・アンド・カンパニーが編集・まとめた1冊です。
現在の日本の問題をどうして乗り越えていくか、例えば、経済、政治、外交、高齢化、少子化、文化といったテーマについて、65人の観点がまとめられている点が興味深いです。
1つの問題について、人によっては反対の意見を述べているものもあり、さまざまな視点で日本を見ることができます。
東日本大震災の前から執筆が始まっていたので、震災に触れているものも触れていないものもありますが、現在の日本が抱えている問題としては共通の認識があるようで、変化が必要というのは間違いなさそうです。
その解の1つとして、日本(人)が持つ独自の性質への原点回帰とグローバル化の融合にあるようです。
志の輔らくご in ACT [レジャー]
「志の輔らくご in ACT」を観に、赤坂ACTシアターに行ってきました。
タイムテーブルはこんな感じでした。
18:34-18:38 出囃子
18:38-18:50 枕
18:50-19:28 異議なし!
19:28-19:49 みどりの窓口
19:49-20:09 仲入り
20:09-20:20 枕
20:20-21:17 柳田格之進
21:17-21:19 東北被災地に向けて、一本締め
すべて志の輔さんによる演目で、お弟子さんやゲストの出番はなく、完全なる独演会でした。
「異議なし!」は、マンションのエレベーターに防犯カメラを付ける会議のお話。
「みどりの窓口」は、みどりの窓口の職員が、さまざまな無茶な注文に対応するお話。
続けざまに同じ人が2つのお題を演じるのを観るのは初めてで、新鮮な感じがしました。
もちろん、内容はともに大爆笑でした。
「柳田格之進」は、質屋の旦那と柳田格之進という浪人が囲碁をしていた所に、番頭が旦那に50両を預けたものの、旦那がその50両を紛失してしまい、番頭が柳田格之進を疑っていくお話。
古典の人情噺です。
爆笑につぐ爆笑の前半とは打って変わって、シーンとした空気になり、聞かせる雰囲気となりました。
約1時間のお話ですが、飽きることなく聞き入りました。
クライマックスの盛り上がりは迫力があり、下げもビシッと決まるあたりは素晴らしいです。
志の輔さんは、いつもですが、今回もたっぷり 2時間半、トータルではなんと2時間50分と、大盛り、特盛りのボリューム・内容で、得した気分になります。
赤坂ACTシアターは、客席の傾斜がきつく、上から眺める感じでしたが、客席の照明を落とし、志の輔さんにスポットライトを当てるような演出は、雰囲気があって良かったです。
洗濯機が壊れたかと思ったよ [item]
洗濯機をスタートしてもウーンとモーターが回るような音がするだけで給水できない問題が発生しました。
よく調べてみると、[ホット高洗浄]ボタンを押したつもりが、横の[お湯取]ボタンを押していたようです。
再度、[お湯取]ボタンを押して、お湯取りモード (風呂水をポンプで吸い上げる機能) を解除したところ、普通に動くようになりました。
ちなみに、日立 ビートウォッシュ BW-D8HV のお話です。
ref.
- Q:給水されない。給水に時間がかかる / 日立の家電品
読書メモツールをrdtoolからsimplenoteのMarkdown拡張に乗り換えた [tool]
これまでは読書メモとしてrdtoolを使用していました。
Ruby POD書式で記述し、rdtoolでHTMLに変換します。
ただ、明示的に改行を入れる為に空行を入れるのが好みに合わない、いちいちツールで変換するのが面倒臭い、という不満がありました。
そこで、simplenoteのMarkdown拡張を使ってみることにしました。
simplenoteのMarkdown拡張を使うかどうかは、各ノートごとに設定できます。
ノートを開き、右上の iアイコン (Details)から [Markdown Formatted] にチェックを入れることで、有効化できます。
有効にすると、タグの入力欄の上に[Edit], [Preview] というトグルボタンが表示され、簡単に編集と整形を行き来できます。
記法も覚えやすいですし、IMAGEタグ ![Alt text](/path/to/img.jpg) を使うことで、画像を表示することもできます。
なかなか素晴らしい機能だと思います。
家庭の節電宣言 9月分達成賞
「【家庭向け節電サイト】15%削減達成のお知らせ」メールが来ました。
前年 466kWh の 15% 削減 396kWh 目標に対し、実績 341kWh で、達成となりました。
ref.
- [2011-07-11-2] 家庭の節電宣言 @ 節電.go.jp <政府の節電ポータルサイト>
- [2011-08-20-1] 家庭の節電宣言 7月分達成賞
- [2011-08-26-1] 家庭の節電宣言 8月分達成賞ならず
第七回 大・上方落語祭 渋谷繁昌亭 [レジャー]
「第七回 大・上方落語祭 渋谷繁昌亭」を観に、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールに行ってきました。
タイムテーブルはこんな感じでした。
18:32-18:46 笑福亭風喬さんによる「大安売り」
18:46-19:03 桂文三さんさんによる「四人癖」
19:03-19:24 桂小春團治さんによる創作落語「旅する小説家」
19:24-19:49 林家染丸さんによる「浮かれの掛け取り」
19:49-20:02 仲入り
20:02-20:23 林家三平さんによる「芝居の喧嘩」
20:23-21:02 桂三枝さんによる創作落語「仲直り」
まずは、笑福亭風喬さんによる「大安売り」。
初めて聞いた「大安売り」は、[2011-07-25-1] に笑福亭恭瓶さんの演じる「大安売り」。
これはダダ滑りだったので、期待しませんでしたが、今日の笑福亭風喬さんによる「大安売り」は、それよりは楽しめました。
しかしながら、やっぱり、ネタとしてはあまり好みではないです。
次に、桂文三さんさんによる「四人癖」。
鼻の下を人差し指でこする、両手で目をこする、着物の袖を引っ張る、手を打つ、というそれぞれ異なる癖を持つ4人が、癖を直すために、癖をすると罰金を払うことにしよう、というお話。
それぞれの癖がオーバーアクションで面白かったです。
桂小春團治さんによる「旅する小説家」は、若手編集者が、散歩をしながらイメージをふくらませて人気スパイ小説を書く小説家先生の担当になるお話。
大阪の新世界を散歩しながら、(イメージが) 「湧いてきた、湧いてきた」と、大阪の風景をパリの風景に置き換えて小説を作っていくおもしろさがあります。
林家染丸さんによる「浮かれの掛け取り」は、大晦日の長屋が舞台です。
年末と言うことで、大家、魚屋などの商売人が、未納のお代を請求しに来ますが、それぞれの趣味とうまく調子を合わせて、借金返済を伸ばしてもらおうというお話。
狂歌、浄瑠璃、歌舞伎、そして、喧嘩と、借金取りの趣味に合わせて断り方を変えていくわけですが、そのバリエーションの豊富さと、口のうまさが見事です。
林家三平さんによる「芝居の喧嘩」は、三平さんが噛みすぎです。
ゲストとしては、力不足か。
桂三枝さんによる創作落語「仲直り」は、ゴルフで不正をした主人公を大親友が見ていてい、そいつがみんなにばらしたと勘違いして不仲となるものの、その大親友が急死してしまうというお話。
オチに意外性もあり、好きなネタの1つです。
もちろん、本日一番の爆笑に包まれていました。
2時間半、6人の落語家さんが出演ということで、ボリュームたっぷり、楽しめました。
当日券もあったようですが、ところどころ空席も見られました。
もったいないです。
穴場発見かもしれません。
次回も来てみたいと思いました。
桂三枝・春風亭小朝 東西落語会 [レジャー]
「桂三枝・春風亭小朝 東西落語会」を観に、ティアラこうとうに行ってきました。
タイムテーブルはこんな感じでした。
18:35-18:56 林家ひろ木さんによる「東北の宿」と三味線
18:56-19:25 春風亭小朝さんによる「お菊の皿」
19:25-19:39 仲入り
19:39-20:00 桂三歩さんによる創作落語「生まれ変わり」
20:00-20:36 桂三枝さんによる創作落語「赤とんぼ」
林家ひろ木さんによる「東北の宿」は、温泉宿を経営するおじいさん・おばあさんがホテルに負けじと、カードキーやフローリング、温泉水を使った料理などを取り入れるお話。
落語自体は面白かったですが、落語の後に、三味線を弾いた意味が分かりませんでした。特に落語の内容とつながっている訳でもなく、笑いを取りに行っているのか、芸として披露しているのかも分かりませんでした。
春風亭小朝さんによる「お菊の皿」は、古典落語ですが、照明や音響を派手に使って現代風にアレンジされていました。
仲入りを挟んで、桂三歩さんによる「生まれ変わり」は、三枝さん作の創作落語です。
[2011-01-09-1]の「初笑い!桂三枝の爆笑特撰落語会」でも、桂三若さんが爆笑を取っていましたが、今回もよく受けていました。
この噺は間違いなく後世に残る作品になると思います。
トリは、桂三枝さんによる「赤とんぼ」。
観るのは2回目ですが、相変わらずおもしろいです。歌うまいです。
噺に出てくる「ビルマの竪琴」についてはよく知りませんが、楽しめました。
年配のお客さんの反応を見るに、知っていると、さらに楽しめるのではないかと思います。
今後のためにも、DVDを観てみようと思います。
全体としては、2人のお弟子さんも受けていて良かったのですが、できれば、三枝さん、小朝さん、どちらかに2席やっていただきたかった。
1席ずつで、2時間ちょうどで終了というのは、少し物足りなかったです。
ソーシャルメディア革命 [book]
twitter や Facebook などのソーシャルメディアツールについて、アメリカでの現状や、日本のグリー、ミクシィとの比較などが書かれています。
有名ブロガーへのインタービュー記事があるものの、全体的には、「北米在住ならでは」の情報が少ない印象です。
また、単発の話題をまとめて書籍にしたようで、話の流れというか、まとまりがいまいちで読みにくかったです。
2009年後に出版されていれば先進性があったかもしれませんが、2011年となった今では、2010年以前の状況を把握する目的として読むのには、よいのではないでしょうか。
背表紙にあるような「近未来図」にはなっていないです。
iCloud に改善して欲しい 3つのポイント [service]
日本で Music Match が使えないのは、もちろん残念ですが、使ってみると、それ以外にも残念なところ、こうなればいいのにな、という点がありました。
フォトストリームのウェブ閲覧
iCloud のフォトストリームは、写真のコピーを iOS デバイスの写真アプリケーション、Mac の iPhoto または Aperture、Windows パソコンの画像ライブラリに自動的にプッシュします。
しかし、flickr のように、ウェブブラウザからフォトを閲覧することができません。
iCloud.com では、メールやコンタクトがウェブ閲覧できます。
つまり、iCloud 同期を設定していない PC からも見ることができるのです。
フォトだけできないのは不便です。
iPhone からオリジナルファイルを削除しても、フォトストリームからは削除されないので、iCloud にフォトファイルが保存されているはずです。
後は、閲覧用 UI を作るだけでよいはずなのですが。
連絡先の同期 Google sync との両立
iPhone で連絡先を iCould と同期するには、Google との同期を OFF しなければなりません。
つまり、両立ができないのです。
どちらを取るかというと、現状では、Google のほうが汎用性が高いので、Google との同期を使い続けます。
どこでも My Mac (Back to My Mac) の iPhone/iPad アプリ
どこでも My Mac (Back to My Mac) の 公式 iPhone/iPad アプリをリリースして欲しいです。
現状では、ユーザが自分で家のグローバル IP のダイナミック DNS を設定し、ルーターのポートを開け、セキュリティを考慮すると VPN も設定し、VNC などのアプリをインストールしないと、外出先から家の Mac にアクセスできません。
このあたりの設定を簡単に、ラクにできるのが「どこでも My Mac (Back to My Mac)」です。
しかし、アクセスできるのは Mac からのみとなっています。
iOS5 では、OS に iCloud が組み込まれたのですから、リモートアクセス機能もつけてくれればよいのですが。
デザインイノベーション [book]
デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手 / ハルトムット・エスリンガー (著), 黒輪 篤嗣 (翻訳)
デザインと言っても、製品の形や色などの見てくれのお話ではなく、製品の設計全般を含めたビジネス戦略についての内容になっています。
著者は、デザインと経営の両方の才能を持っているようで、デザインの分かる経営者目線、あるいは、経営の分かるデザイナー目線で、自身の会社フロッグでのプロジェクト、特にアップルとのプロジェクトの例を通して、さまざまなイノベーティブな設計についての考え方が述べられています。
例えば、現在一般的なODMスキームが、結局はコストダウンや効率化につながっていない。
では、アップルはどのようなODMスキームで、成功したか、など、とても興味深く読め、参考になりました。
デザイン面では、巻頭のAppleのスノープロジェクトで作成されたiPad風のタブレットコンピュータのモックは、現在のiPadそのものととても似ていて、その先見性に驚きと感動を覚えました。
日本の統治構造 [book]
日本の統治構造 官僚内閣制から議院内閣制へ / 飯尾 潤 (著)
政治について、小学校の社会科程度の知識しかったので、とても参考になりました。
議院内閣制、大統領制、官僚、三権分立など、なんとなく聞いたことがあるものの理解していなかった事柄や、こう習ったけれども実際にはこうだよ、といったことを知ることができました。
また、日本の歴史的な統治構造の移り変わりや、アメリカ、イギリス、フランスなど、海外の政治システムについても解説があります。
とにかく政治に疎く、前提知識が乏しかったので、読み応えがあり、新書の割には読むのに時間がかかりましたが、本書を読んだことで、最初のステップをクリアした感じを得られました。
Mac min mid2011 Lion から玄箱HG に Time Machine でバックアップする方法 [mac][linux]
Lion からは netatalk 2.2beta3 以降でなければ Time Machine が使えないようなので、玄箱HG に netatalk 2.2.1 をインストールします。
Berkeley DB
netatalk をビルドするための準備です。
5.x 系は、Sign up が必要なようなので 4.8.30 をダウンロードします。
下記のように、ビルド、インストールします。
$ wget http://download.oracle.com/berkeley-db/db-4.8.30.tar.gz
$ tar zxfp db-4.8.30.tar.gz
$ cd db-4.8.30
$ cd build_unix/
$ ../dist/configure
$ make
$ sudo make install
Avahi
Finder に玄箱が表示されるようになります。
下記のように、ビルド、インストールします。
$ wget http://www.avahi.org/download/avahi-0.6.30.tar.gz
$ cd avahi-0.6.30
$ CFLAGS="-D_NETBSD_SOURCE=1"
$ LD_LIBRARY_PATH="/usr/local/lib"
$ LDFLAGS="-L/usr/local/lib -lintl -Wl,--rpath -Wl,/usr/local/lib"
$ ./configure --disable-glib --disable-gobject --disable-qt3 --disable-qt4 --disable-gtk --disable-gtk3 --disable-dbus --disable-python --disable-mono --disable-autoipd
$ make
$ sudo make install
netatalk
下記のように、ビルド、インストールします。
$ tar jxfp netatalk-2.2.1.tar.bz2
$ cd netatalk-2.2.1
$ LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/BerkeleyDB.4.8/lib
$ export LD_LIBRARY_PATH
$ ./configure --sysconfdir=/etc --enable-debian --with-bdb=/usr/local/BerkeleyDB.4.8 --with-shadow --with-pam --with-ssl-dir=/usr/lib
$ make
$ sudo make install
$ sudo vi /etc/netatalk/AppleVolumes.default
下記を追加。
:DEFAULT: options:upriv,usedots dperm:0700 fperm:0600 maccharset:MAC_JAPANESE ea:sys
/mnt/timemachine "Time Machine Vol" options:tm
以上で、玄箱HG 側の準備は完了です。
Mac mini の Time Machine の [バックアップディスクを選択] から、玄箱HG のマウントポイント "Time Machine Vol" を指定します。
すると、Time Machine で玄箱HG にバックアップするようになります。
最初は、[オプション]-[バックアップから除外する項目] にサイズの大きいディレクトリを指定し、バックアップする容量を軽めにして試してみると良いと思います。
ref.
- Netatalk and Samba
ソフトバンク Wi-Fi スポットに FON で接続できなかった [network]
ソフトバンク Wi-Fi スポットは、iPhone や iPad 向けの公衆無線LAN サービスですが、FON のインフラを使って実現されています。
FON とは、自宅に設置した専用の無線LANルーターを他のFON コミュニティメンバーにアクセスポイントとして共有することに同意する代わりに、世界中のFONのアクセスポイント(FONスポット)を無料で利用することができるサービスです。
ソフトバンク Wi-Fi スポットは、FON を使っているので、iPhone や iPad 意外にも PC からでも FON のアカウントを使ってネットワーク接続できるはずです。
実際、スターバックス マロニエ通り店では、接続できましたし、[2011-09-25-1] にスループット測定の実験もしました。
しかし、スターバックス 西五反田店で、PC から FON に接続すると、下記のメッセージが出て、FON の認証画面に行くこともできませんでした。
接続できません
ソフトバンクWi-Fiスポットをご利用いただくには、サービスのご加入と設定が必要です。■SoftBank スマートフォンをご利用の場合
設定がお済でない場合はMy SoftBankより「Wi-Fiスポット設定」をダウンロードして設定を行ってください。
サービスのご加入がまだの場合もMy SoftBankよりご加入いただけます。
■その他Wi-Fi機器をご利用の場合
ご利用のWi-Fi機器ではソフトバンクWi-Fiスポットをご利用いただくことはできません。
どうも、2011年2月に下記の発表があり、仕様変更されたようです。
このたびサービス向上の一環として、「ソフトバンクWi-Fiスポット」サービスにて接続可能な通信機器の見直しを実施いたしました。
これにより、不特定多数の通信機器からの接続によるセキュリティリスクを軽減すると共に、より快適なWi-Fi通信環境を確保いたします。
■接続可能通信機器
iPhone/iPad
SoftBank スマートフォン(Xシリーズを含む)
SoftBank 3G(ケータイWi-Fi対応機種)
ディズニー・モバイル スマートフォン
と言うわけで、スターバックスのホームページに「ソフトバンク Wi-Fi スポット使用化」の案内があっても、PC から使用できるかどうかは、やってみないとわからないという、とても不便な状態になってしまいました
こうなると、どこの公衆無線LAN に接続できるかわからない状態なので、実験して、OK リストを作っておくか、お金はかかりますが、ポケットWi-Fi にするほうがよいかも。
ただ、モバイルルータは、Softbank URTRA WiFi 4G と、3G/WiMAX 両対応の au Wi-Fi WALKER DATA08W が発売を控えているので、今の購入は難しいタイミングです。
たった1分で人生が変わる片づけの習慣 実践編 [book]
たった1分で人生が変わる片づけの習慣<実践編> / 小松 易 (著)
ポストの郵便物を毎日チェックしよう、など、実践編の割に、浅い内容です。